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目が覚めた。
6時半。
朝ごはん作らな、と寝室から出てリビングへ行く。
「うわぁっ…!」
…あぁ、そうやった。完全に忘れとった。
昨日の男の存在。
耳と尻尾、本物やねんな…
初めて見た。当たり前やけど。
呑気に寝てるけど知らん人やし。
通報した方がええよな。
そう思い携帯を取り出すも説明のしようがない。
狼男が家に居座ってます。なんて言ったところで相手にしてもらえないのは目に見えた。
どうするものか…。
何食べるんやろ、狼って。
肉食やんな、、肉食、肉、、、
今1番近くにある肉って、俺やん。
え、待って待って。そう考えたら怖いわ。
狼って人襲うやん。食われるやん。
よし、やっぱり追い出そう。
彼の手を引っ張り起き上がらせようとする。
が、失敗。
ソファーから落としてもうた。
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作者名:ぴ - 焚 。 | 作成日時:2019年3月2日 21時