第27話 ページ31
※これも芝健sideです。
つい最近、あのこと(第26話参照)があり、俺達の中であなたと一緒に登下校する人を決められた。
俺がしたかったがなんせ遠いから一番家が近い*sileになった。
今日も一緒に登下校したため、何も知らないクラスメート達が噂をし始めた。
前に*sileがあなたを好きだという事もあり「奪ったのか?」とか「二股?」という噂が出て来はじめた。
色々大変だなぁ…(他人事)
(相変わらす時間がたつのは速いが)お昼になった。
いつものようにまさとと*sileと俺で階段を降りていったら、1年女子に声をかけられた。
二人を先に行かせて、話を聞いた。
芝健「で?何?」
女子「私…緑川先輩の事が好きです。出来ればお付きあい…出来ますか?」
芝健「…ごめんね。俺…彼女いるんだ」
女子「でも、先輩知ってます?あなたちゃん…浮気してるんですよ?そんな女と付き合うよりよっぽど私の方が良いと思いますけど?」
芝健「…君はあなたの何を知ってるの?何を根拠に言ってるの?」
女子「だってあなたちゃん…白石先輩と登下校を共にしてるんですよ?もう浮気じゃないですかwww」
芝健「あなたの事を何も知らない子とは付き合いたくない。俺にはあなたしかいないから」
そう言いその場を後にした。
これでいいんだ。
あなたを悪く言われる位なら。
いつものお昼を食べる中庭に着いたら何か騒ぎになっていた。
どうやらあなたが2年女子に絡まれているようだ。
何で皆頭が固いんだ…。
華恋ちゃんも手伝ってるようだが…。
芝健「何してるの?」
女1「芝健…だってこの子の分際で浮気してるから痛め付けているだけよ?あなたの為にしてるんだよ?」
女2「そうよ。健君の為なんだからね?」
芝健「いい加減にしてくれない?」
女3「ほら。言われた。残念だったわね。さっさと別れちゃえば良いのに」
芝健「お前らだよ」
123「「「え?」」」
普通にムカついた俺はあなたの腕を引っ張りその場を後にした。
抵抗しないあなたもあなただと思う。
何で…しないわけ?
「痛い!離して健君」
芝健「あ…ごめん」
「どうしてこんなことするの?」
芝健「だって…何もあなたは悪く…*sileだって悪くないのにあんなに責められてたら俺が一番嫌なんだ」
「私も嫌だよ。何も悪くない*sile先輩が責められるなんて」
芝健「校長先生に言いに行こう。そして取り止めてもらおう」
「分かった」
直接抗議しに行ったところ仕方ないと言い、取り止めてくれた。
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しずく - 海乃さん返信ありがとうございます。芝健さんの最後は…お仕置きと言う名のお説教でしょう…お説教…?だと…思います。(←おいw) (2019年8月7日 17時) (レス) id: acdf10f04b (このIDを非表示/違反報告)
海乃 - しずくさん» ありがとうございます!相変わらず面白かったです。最後芝健さん怖い…… (2019年8月7日 10時) (レス) id: 282d2eabe1 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - 海乃さんリクエストありがとうございます。それは楽しそうなドッキリですねw凄く壮大なものになると思いますw是非作らさせてもらいます!いつも見てくださってありがとうございます。 (2019年8月6日 20時) (レス) id: acdf10f04b (このIDを非表示/違反報告)
海乃 - 伝わってなかったらごめんなさい。 (2019年8月6日 15時) (レス) id: 282d2eabe1 (このIDを非表示/違反報告)
海乃 - リクエストです。夢主ちゃんとまりん君で芝健さんに夢主ちゃんが本当はまりん君が好きで、まりん君に告白されたから別れてほしいっていうドッキリを仕掛けてるのが見たいです。 (2019年8月6日 15時) (レス) id: 282d2eabe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しずく | 作成日時:2019年3月3日 19時