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第26話 ページ29

※今回は芝健sideです。
 御了承ください。

四時限目のチャイムが鳴り、もう昼休みだ。
あなたを迎えに行こうと思った。
その時だった。


まり「健!」
芝健「わっ!ビックリした!どしたのまりん」
まさ「何かあった?」
まり「今日あなたが来てなくて…どこにいるかも…あなたの親でさえ知らなくて…あなたが…あなたがぁ!」
sile「まりん!落ち着け!」
ハネ「芝なら分かると思っててさ…やっぱり知らないか…連絡しても全然既読がつかないし…」
芝健「あなたの…居場所が分からない…だと?」
まさ「健君…一旦落ち着いて。てか、皆一旦落ち着こう?な?」
カふ「話は聞いた!」
全員「あ…お二方」
ふみ「そんなの…探しに行くしかないだろう!」
カナ「学校は早退だぁ!」
まり「あんな先輩になりたくないな。な?ハネル」
ハネ「うん。ああなりたくない」
まさ「生徒会長が…マジか…流石に生徒会長は駄目だろ…」
sile「そうだな。ふみ?残ろうな?(⌒‐⌒)」
ふみ「くっ…絶対見つけてこいよ」


そして、俺らは学校を早退してあなたを探しに行った。
手分けしてどこを探しても見つからない。
ふと、頭にあるものが過った。

『神無月沙弥のお墓…?』

俺は何も考えずにただひたすらに走った。
あなたに会うために。
着いた頃にはあなたは手にナイフを持っていた。


芝健「あなた!」
「健君!」
芝健「どうして…どうしてそういうことをするんだ?」
「だって…この前だって…シてくれなかったじゃん…私…そんなに魅力無かったのかなって…」
芝健「だって…まだ早くない?」
「まぁ…そうだけど」
芝健「俺…無理矢理は嫌なんだ。ちゃんと愛し合ってからじゃなきゃ。あ!今は全然って訳じゃないよ?あなたを大切にしたいからさ…」
「そー…だったんだ…分からなくてごめんね…健君…」
芝健「あなた?」
「…?」
芝健「帰ろう?」
「…うん ニコッ」


俺とあなたは二人でテを繋いで帰った。
皆に一応あなたを見つけたから安心していいよと伝え、俺とあなたは俺の家に帰った。
今日は家に誰もいない。親は会社に泊まるらしい。
あなたは親に友達の家に泊まると伝えたらしい。
凄く怒られてたっぽいけど。
そりゃあ…無理もないよねぇ…。

続く

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しずく - 海乃さん返信ありがとうございます。芝健さんの最後は…お仕置きと言う名のお説教でしょう…お説教…?だと…思います。(←おいw) (2019年8月7日 17時) (レス) id: acdf10f04b (このIDを非表示/違反報告)
海乃 - しずくさん» ありがとうございます!相変わらず面白かったです。最後芝健さん怖い…… (2019年8月7日 10時) (レス) id: 282d2eabe1 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - 海乃さんリクエストありがとうございます。それは楽しそうなドッキリですねw凄く壮大なものになると思いますw是非作らさせてもらいます!いつも見てくださってありがとうございます。 (2019年8月6日 20時) (レス) id: acdf10f04b (このIDを非表示/違反報告)
海乃 - 伝わってなかったらごめんなさい。 (2019年8月6日 15時) (レス) id: 282d2eabe1 (このIDを非表示/違反報告)
海乃 - リクエストです。夢主ちゃんとまりん君で芝健さんに夢主ちゃんが本当はまりん君が好きで、まりん君に告白されたから別れてほしいっていうドッキリを仕掛けてるのが見たいです。 (2019年8月6日 15時) (レス) id: 282d2eabe1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しずく | 作成日時:2019年3月3日 19時

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