【ハイキュー】貴方の“お城”襲撃しますね?【悪女主】

襲撃42日目 ページ44

夜桜side


やっと、やっと言えた。


10年間ずっと言えなかったことを。




それから二人でそのまま話していたら岩泉先輩と国見が来た。



及川「あ！岩ちゃん！！あのね聞いてよ！！」


そういって岩泉先輩の所に駆けていく。
その後ろ姿を見ていると国見に声をかけられる。


国見「ちゃんと、言えたんだね…お疲れ様。」

『うん。ありがとう。』

国見「如月先輩はどうするの？」


そう、先輩のことが残ってる。
でも



『正直もうそんなに害はないでしょ。学校に戻ってから北村先輩にどうするかはわからないけど…』


国見「それは、そうだね。学校戻ってから考えよっか…」


でもどっちにしろ合宿終わったらやめるって言ってたしな…
どうしよう…



岩泉「おい夜桜、お前あん時の奴だったのかよ！
もっと早く言ってくれれば良かったのによ！！」


そういって岩泉先輩が私の頭を少し雑に撫でる。
あぁ、安心する。


『すみません、なんだか恥ずかしかったので…』


岩泉「そうかそうか、合宿終わってもマネージャーよろしくな。」






え、どうしてそうなった。
やめるつもりだったから心の準備もできてない…



国見「続けなよ、マネージャー。」

及川「そうそう！跡継ぎいないと困るしね！」


『は、はい…』


対策は後で考えよう。
だってやめたいわけではない。









.









もっと


この人達を近くで支えていたいから…＿＿＿＿＿









〜〜〜〜〜〜〜




それから4人でみんなのいるところに戻る。

私はマネージャーのところに集まる。
他の3人はそれぞれの場所へ。


白福「なになに〜逆ハーレム〜？」

雀田「Aちゃんやっるー！」

『違いますよ、少しお話してただけです。』



からかってくる梟谷の二人に返事をして笑いあう。
その近くでこっちを見てくる如月先輩。

そりゃああなたの彼氏だもんね。
でもあなたの思ってるようなことではないと思うから安心してほしい。

…でもどうやって部活を続けるかは思いつかない。
あきらめてやめるしかないのかな…



『ちょっとお肉取ってきますね。』


少し動きたいと思いお肉の所に行く。


人がたくさんいたから空いてから取りに行こうと思って待っていると


赤葦「なんかスッキリした顔だね。」

『っ赤葦先輩…びっくりしましたよ。
でも赤葦先輩のおかげで伝えることができました。本当にありがとうございました。』


赤葦「これからも頑張ってね、応援してる。」

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