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〜僕の手品〜  twenty  eight ページ29

何故だろう
表情も感情も無い筈の言葉が、

凄く冷たく感じられるのは

『いや、何でもない。忘れてくれ』

背筋がゾクッと震えた。
僕の前に浮かんでいる“それ”は
師匠じゃないみたいだった。
怖くて、優しさが無い殺人鬼のような・・

「・・あ、アイビー、お願いだから、消えないでよ!こわれたりしないで!」
『私がいて、何になる?もうここにいる意味はなくなったのに』

それは、僕が元気に生きているから・・だよね

「あるよ。僕がアイビーを必要としているんだから。」
『―――それは――』
「自分がやりたい事だけやって、後はもういいっていうの?」
『そういう訳じゃない。』
「じゃぁなに?僕のためを思っての事だって言い訳するの?本当に僕の事を思ってくれていた昔のアイビーなら、遠くから僕を見て、安全を確認しているはずだよ。でも、こうして僕の前に現れるってことは、本当は消えたくないんでしょ?」
『――――――――!』

あれ・・?何で僕・・師匠と話してるんだ?
今、師匠はそばにいないのに・・

「ねぇ、お願いだから消えないでよ!またこの前見たく公園で少し話そう!それだけでいいから!」
『・・・分かった。』
「本当!?」

言葉が、笑いかけてきてくれた・・気がする

『ありがとう。今度、公園で待ってる』

それだけ残して言葉は消えた
周りが真っ暗になった時、ふと何かが頭をよぎる。

・・・・ってあれ?僕今何してたんだっけ?


その瞬間、視界がバッと開いた。

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ベルベルp - メリッサさん» 了解しました!期待に添えるかは分りませんが、書いてみますね! (2017年10月23日 13時) (レス) id: faa9274c35 (このIDを非表示/違反報告)
メリッサ(プロフ) - クロか真昼の小説を書いてほしいです (2017年10月22日 21時) (レス) id: 5afd463ae3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ベルベルp | 作成日時:2017年9月20日 22時

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