〜僕の手品〜 twenty three ページ24
「・・・ただいまァ〜・・」
椿「ふあぁぁ〜。お帰り〜。」
放心状態で椅子に座った僕に向かってつばきゅんは言う。
ただ、いつもと様子が違うことに気づくと急に慌てだした。
椿「あ・・いやぁ〜!それにしてもベルはいつも早起きで偉いよね!流石だよ!」
「・・ふェ!?あ、あっそう・・」
え?何言ってんのォ!?そう言いそうになったからか、笑顔が引き攣ってしまった。
つばきゅんは僕を元気づけようとしてくれてるんだ・・・。
分かってる。分かってるんだけど・・・。
今はそれが、すごく悲しい。
「そろそろギリオトも起きてるよねェ・・。話聞いてくるよォ!又後でね!つばきゅん!」
本当はもうへとへとだ。出来ることならもう一度眠るか誰かを殺すかしたい。
でも口先は、言うことを聞いてくれない。
椿「い、いってらしゃい。あ、でも今オトギリはお蕎麦屋さんにいるみたいだから!」
「エェ〜!?朝からお蕎麦ってやるなァ〜ギリオトも!じゃ〜ねッ!」
無理に笑顔を作ってしまった。
いつも通りの明るい声で、平然を装って。
それで苦しむのは、自分なのに。
僕は窓から飛び降りて、そのまま空を飛んでお蕎麦屋さんまで向かった。
何となく、そういう気分だった。
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ベルベルp - メリッサさん» 了解しました!期待に添えるかは分りませんが、書いてみますね! (2017年10月23日 13時) (レス) id: faa9274c35 (このIDを非表示/違反報告)
メリッサ(プロフ) - クロか真昼の小説を書いてほしいです (2017年10月22日 21時) (レス) id: 5afd463ae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ベルベルp | 作成日時:2017年9月20日 22時