【アイナナ】伝説のアイドルの娘は、不運体質だった件～part2～ (ページ5)

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五十三話ページ5

紡「環さんと、一織さんと、陸さんと、ナギさんは、お酒飲んだらダメですよ」

大和「そうそう、マネージャーにお酌もらえるのは、大人の特権…」

龍「飲む？お酌？わははは！」

大和「うわっ！おい、十さん！ビール注ぎすぎ、注ぎすぎ！」

龍「お酌してほしいって言っただろ？ほらほら、泡が零れる前に飲んで！あっ、もうこぼれてる！わははは！」

美鶴「相変わらずだね、龍は」

楽「龍は1度飲むと…」

天「手がつけられなくなって…」

大和「知ってるけど、管理しといてよ！TRIGGERさん！」

龍「いやぁ、楽しいなぁ！いい気分だ！ほら！天もぐいっと飲め！遠慮することないって！」

天「ぎゃあっ、ビールかけられた！」

楽「こら、龍！天は未成年！俺、俺が飲むから…」

龍「あははは！そうか！前から思ってたけど楽は本当にいい奴だ。かっこいいっす、素直だし、弟みたいで、、、」

楽「わかった、わかった」

天「うみんちゅ、うみんちゅ」

陸「天にぃ、どこ行くんだ？」

天「着替えてくる」

陸「…よかった、さっきの怒ってないみたいだ」

三月「？さっきのって.....？」

陸「えっと....って、目え閉じそうじゃんか！」

三月「全然。全然よっれらい」

一織「大丈夫ですか、兄さん」

ナギ「クラスを空けてもいないのに、ミツキ、ワタシより弱いです」

陸「ナギはお酒飲んだことあるのか」

ナギ「Oh、祖国の法律では16歳からアルコールＯＫです」

紡「日本ではダメですよ！」

ナギ「飲んでません。酔ってるように見えたとしたら、それはハニー、貴方の魅力に....アウチッ！」

姉鷺「ちょっと、邪魔よ！ちゃんと前後ろ横見てくれる？！」

ナギ「Sorry…ワタシ、何故か、彼女でよくぶつかります」

A「うぎゃ？！ヤダヤダ！ちょ、何処かに行ってよ！！！」

きなこに怯えるA

紡「ごめんなさい！ダメじゃない、邪魔しちゃ！お客さんがいっぱいで嬉しいの？」

きなこ「みゅみゅ～！」

紡「よかったね！ここにいるみんなのおかげで、こけら落とし大成功だよ！」

紡「ん？どうしたの、きなこ。百さんのグラスに何か…」

大和「あれ。百さんのグラス、カード入ってますよ」

百「あっ、ほんとだ！誰が、いつの間に…」

千「なんて書いてあるんだ？」

百「…僕の歌を、歌ってくれてありがとう…ゼロ…」

全員「ゼロ？！」

三月「まさか、本物！？」

大和「だ、誰かのいたずらだろ…？」

陸「誰かって…ゼロみたいな人、ここにいた？」