【アイナナ】伝説のアイドルの娘は、不運体質だった件～part2～ (ページ36)

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【特別編】TRIGGERパーティー part11 ページ36

龍「す、すみません！さぁ、行くよ！ファントム！」

ファントム「どうぞ」

龍「恋とは海！寄せては返す波や、朝焼けや夕焼けもあって、ずっと、見せる姿を変え続けてるけど…」

龍「海ってことは、永遠に変わらない。それが俺にとっての恋のイメージだ」

楽「龍…俺と同じくらい、いい回答だぜ」

陸「ファントムのブザーが鳴らない……これは納得の行く答えだったんじゃないか！？」

ブブーッ！

龍「あっ、ダメだった…」

ブブーッ！

龍「２回も！？」

ブブーッ！

龍「３回目！？そんなにダメだった！？」

ナギ「OH…今までと反応が違うような気がします」

一織「何がキーワードだったんでしょう。海…？」

美鶴「あー！！」

美咲「うわっ！な、なに？」

美鶴「恋とは、何か分かった！じゃあ、言うよ！」

ファントム「どうぞ」

美鶴「恋って言うのは、意識する事！」

A「三月くんと似てる....」

美鶴「だって、そうじゃない？どうやったら、振り向いてもらえるかとか、可愛く見られるのかなとか意識しちゃうじゃん。好きな相手には」

全員「え....」

A「それもう、恋してるって言ってるよ。美鶴」

ブブーッ！

美鶴「えー？何が、ダメだったのかな....？じゃ！A！頑張って！」

A「.......恋って言うのは、落ちるもの」

美鶴「おぉ～！！」

A「いつのまにか、目で追ってたり、相手の仕草とか意識してる事.....つまり、恋と言う穴に落ちてるってことよ」

美鶴「流石！A！！」

美咲「なんか、心鷲掴みにされた！」

A「で、結果は？」

ブブーッ！

女全員「何故？！」

A「い、いや......そんなに怒らなくても.....」

ファントム「これが最後のチャンスだ。九条天」

天「いいよ」

楽「自信ありげだな」

美鶴「答えが分かった？！」

天「はい。もう答えていい？」

ファントム「言ってみろ」

天「恋とは、君の正体を見つけて、名前を呼ぶこと」

陸「…名前を呼ぶこと？」

A「あー、そう言う事ね」

美鶴「？Aも分かったの？」

A「まぁね。でも、天くんに任せるよ」

天「ありがとうございます。最初から感じてたんだ。恋とは、なんて質問するのは、愉快犯だとしても、男性じゃないでしょう。ファントムは女性だ。さらに抽象的な回答や、アダルトな回答は、理解が出来ない」