【アイナナ】伝説のアイドルの娘は、不運体質だった件～part2～ (ページ30)

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【特別編】TRIGGERパーティー part6 ページ30

一織「知りませんよ。私はこういった質問は苦手です」

ファントム「私も聞きたい」

環「ほら！ファントムもこう言ってる！」

一織「ミーハーな凶悪犯ですね！もう少し知性とプライドを感じさせるクイズが出せないものですか？」

ファントム「私を怒らせない方がいい。部屋に仕掛けた爆弾のスイッチを入れるぞ」

美鶴「ば、爆弾？！」

大和「(おいおい、ファントム爆弾はやりすぎだろ…ドッキリ度が７０％にアップしたぞ)」

三月「(一織は察しが良いからなぁ。なんとかして、緊迫感を持続させねぇと…)」

一織「爆弾なんて簡単に用意できるものですか…？なんだか、おかしい…」

三月「一織！犯人を疑ったらダメだ！」

一織「に、兄さん…」

三月「もしも、本当だったら、日本人がパニックになった上、俺達はここで吹き飛んでまうんだぞ！
お前をそんな目に合わせたくない！ここは犯人の言うことに従おう！」

一織「わ、分かりました…兄さんがそういうのなら…」

大和「そうだ。思春期のイチには気恥しいかもしれないが、青少年の恋に対する淡い憧れを正直に…」

A「まぁ、頑張れ」

大和「それじゃ、イチ。平和のため、頑張れ。お兄さん、早く聞きたい」

一織「……ゴホン……分かりました。…仕方がありません…答えましょう…」

一織「…恋…とは…春の…うさぎ…みたいな…」

ブブーッ！

ファントム「ちょっと、意味わからなかった」

一織「なんですか、そのブブー音！？失礼じゃないですか？！」

三月「春のうさぎかぁ！」

陸「春のうさぎなんだね！」

一織「微笑ましそうな目で見ないでください！」

壮五「いつも知的な一織くんの台詞が、ざっくりしている…これが恋か…」

ナギ「Hm……ファントム、ノリがいいです。本当にワタシ達を脅迫する気があるのですか？
もしかして、ドッ…んんんっ！」

大和「大丈夫か、ナギ？！口の中に空気が入りそうだったぞ！？」

三月「危機一髪だったな！」

ナギ「What？！空気、入場freeではいけませんか？！」

A「それは、無いよ。ね、八乙女パパ」

八乙女「八乙女パパと呼ぶな！コホン！…ドッキリはあり得ない。この店のオーナーはマスコミ嫌いで有名だ。取材さえ受け付けない店が、ドッキリ企画など引き受けはしないだろう」

A「ほら、やっぱり」

八乙女「A、気付いていたのか」

A「だって、八乙女パパドッキリ嫌いでしょ？それにここのお店、テレビ嫌いなの知ってたから」