山吹色の物語 (ページ8)

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第２章　１話ページ8

俺は、遠野を出てから少し旅をしていた。それは、俺が盃を交わした奴等に会いに行くためだった。

俺は、この約２００年の間遠野を出たことが無いわけでは、なかった。時々遠野を出ては、

少し日ノ本を旅していた。そして、そのとき会った妖怪などに気に入られ盃を交わしたりしていた。

この事は俺とあいつらしか知らないことだ。

........待てよ、この事イタクたちに話したか？また今度会った時にでもはすとする。

そう考えてるうちについた。

優鯉「おーい。朝霧いるか～？」

朝霧の所に来て、朝霧を呼んだはずが予想外な声が聞こえその声の主が俺に抱きついてきた。

??「優鯉様！」

その声を合図に色々な声が聞こえてくる。しかも、全員聞き覚えのある声だった。

一人一人俺に言う言葉は、違って、怒る奴に泣く奴。心配したと座り込む奴に抱きついてくる奴。

俺は、少しため息をついたが、久し振りに会えたこいつらに少し嬉しそうにいった。

優鯉「久し振り。彩咲、駿覇、紅蓮、瑞葉、駿麗、六花、黒羽、朝霧」

俺が名前を呼ぶと皆替えを会わさせて俺に「お帰り」といった。そして俺は「ただいま」といって

皆の輪の中に入っていった。