山吹色の物語 (ページ17)

今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:21,891 hit

第3章 2話ページ17

優鯉「……あった。ここだ。ここで鯉伴様が……」

俺は道をしっかりと覚え、奴良組本家に戻る。

朝霧「あ、ユウ！どうだった？」

優鯉「あった。これで大丈夫だ」

朝霧「そうか……なら良かった……」

駿覇「優鯉様！！」

朝霧/優鯉「？！」

駿麗「……優鯉様…若菜様は…双子をお産みになったらしいです…」

優鯉「なッ…俺の記憶の通りにいかない…？」

朝霧「俺達が動いたから変わったのか…？」

駿覇「わかりませんが…おそらくそうかと…」

優鯉「……そうか…もう少し様子を見る。それから決めよう」

朝霧/駿覇/駿麗「わかりました」

あれから3年が経った。
双子の姉をリンナ、弟の名前がリクオ。
二人とはほぼ毎日のように遊び、周りよりは仲良いと思う。
だが、そろそろリクオがあの夢とおなし位の年になる。

優鯉「朝霧。黒羽たちに連絡してくれ」

朝霧「……もう、良いのか？」

優鯉「あぁ。妹と弟と思い出は充分に作れた。もう、大丈夫だ」

駿麗/駿覇「……優鯉様……」

駿麗「優鯉様！私達は何時までも貴方に着いていきます」

駿覇「俺も…」

優鯉「あぁ。ありがとう」

朝霧「なら。いってくるな！二人とも優鯉を頼んだ！俺の出てく準備もよろしく」

駿覇「わかった」

俺は部屋に出て2人の部屋に入り、寝ている2人の頭を優しく撫でる。

優鯉「またな、リンナ、リクオ。2人が俺をわからなくても、ずっと側にいるから…」

俺はこの前作った2人への御守りを枕元に置き、部屋を後にした。

駿麗「優鯉様…準備が整いました。瑞葉がそろそろ迎えに来るそうです」

優鯉「わかった。直ぐに行く」

俺は準備を直ぐに済まし、3人のもとに急いだ。

お久しぶりです！中々更新出来ずにすみません！！
ぬら孫の漫画が中々買えなくて……( ´•̥ω•̥` )
まだまだ揃ってませんが←おい！
頑張ります！