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Secret 35 ページ37

【登坂広臣目線】


監督のAに対しての不事情から

撮影に関しての話があるため

LDHの会議室に出演者は集められた



登「おはよーこまざいまーす」


TA「あっおはよー…ちょっと静かにして」



何故かシーンとしてるなと思ったら

Aが机に伏せて寝ていた



いやいや誰か起こせよw





山「臣ちゃん起こしてあげたらええやん」



岩「…Aさんも昨日のことがあって

疲れてるし、会議まで時間あるから

寝かしてあげましょうよ」



山「そうやな」




確かに…






すると彼女の頬を流れる一滴の涙


皆驚いた顔をして見つめている





「……ンッ…パパ…ママ…私もそっちに逝きたいよ」




ハッキリとしない口調だったが

確実に聞こえた寝言


誰一人言葉を発しなくなった


皆何となく察したのだろう



俺もビックリしてる



両親は亡くなっているのか…









いつの間にか来ていたHIROさんは

知っていたのか


寂しそうななんとも言えない表情をしていた

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作者名:加藤綾華 | 作成日時:2018年8月5日 0時

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