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Secret 29 ページ31

私は一瞬で足元を蹴られ

よろけた瞬間

雅貴に抱き寄せられた


お姫様抱っこ状態

完全に体を預けている




広斗「…離してやれよ。悪かったな、兄貴が。

でもお前、素質あるよ。俺らの世界でも

通用するレベルの蹴りだった。」



雅貴「俺ら雨宮兄弟って呼ばれてる!

以後お見知りおきを、美少女ちゃん♪」




彼らはバイクに跨り去っていった


その2人の背中は

何故かかっこよく見えた





監「カットオォォォォォー!!

えっAちゃん可愛すぎる…

てか蹴りのフォームめちゃめちゃ綺麗!!」



「ありがとうございます!

TAKAHIROさん…本気で蹴ってしまいスミマセン!」



TA「うーん…まだ痛むなぁ…

ちゅーしてくれたら治るかもぉ?笑」



「えっ…?」



登「冗談に決まってんだろ笑」



「あっ…もう!!からかわないでくださいよ!」




そして撮影の合間の休憩になった

















監督に呼び出された私には

誰も気づかなかった

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作者名:加藤綾華 | 作成日時:2018年8月5日 0時

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