44話【無意識】 ページ48
黒「わかんない。でも、松陽と一緒に居ると心が暖かくなる。」
松「それは嬉しいです。」
黒「???....松陽一緒に居ていい?」
松「良いですよ。」
黒「ありがとう。」
松「いいえ。私も黒羅と一緒に居たいですし。」
黒「何で?神羅に似てるから?」
今の私は神羅が自分のことだとわかんなかった。
松「確かに黒羅は神羅に似てるかもしれませんが黒羅は黒羅です。私は黒羅自身と話したいんです。」
黒「不思議ね。松陽は。」
松「そうですか?」
黒「うん。でも落ち着く。そう言えば私、明日仕事なんだ。」
松「そうですか。どんな仕事ですか?」
黒「人を殺す仕事。」
松「本当に黒羅がやる仕事なんですか?」
黒「わかんない。朧に聞かされたから。でも、自信ない。失敗したら私も殺されるんだって。だから失敗したくない。」
松「可哀想に。無理しないでくださいね。」
黒「うん。でも、松陽も無理しないでね。」
松「はい。」
お父様は私に笑顔を見せた。普通に見たらただの笑顔に見えるが心の目で見ると本当は『辛い』『悲しい』『助けて』て言う気持ちが込められてそうな笑顔だった。
黒「もう時間だ。また明日仕事から帰って来たら此処に来る。またね。お父様。」
松「えっ!」
黒「あっごめん。松陽。じゃあね。」
私は無意識にお父様と言ってしまった。
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妖狐のいずな - レイさん» あっ、本当ですね!スミマセン!直しますね。教えてくれて有り難う御座います。 (2018年3月19日 19時) (レス) id: 6a6bce9444 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 24話の生徒さんのセリフの勝っているが買っているになっていますよ。 (2018年3月17日 18時) (レス) id: fbb22fa492 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 24話の生徒さんのセリフの勝っているが買っているになっていますよ。 (2018年3月17日 18時) (レス) id: fbb22fa492 (このIDを非表示/違反報告)
妖狐のイズナ - やっと風邪が収まりました。 (2017年12月6日 18時) (レス) id: 6a6bce9444 (このIDを非表示/違反報告)
妖狐のイズナ - 風邪をひいたのでちょっと休ませていただきます。 (2017年12月2日 12時) (レス) id: 6a6bce9444 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:妖狐のいずな | 作成日時:2017年11月13日 17時