妹様と入学式【ツイステ】 (ページ21)

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番外編・激闘！寮内カースト！ページ21

ある休日の日

サバナクロー生「寮長！大変です！」

休日の昼、昼寝にふけってるレオナの元に寮生が駆け込んできた

レオナ「あぁ？なんだよ。うるせぇな、なんだ」

サバナクロー生「大変なんッスよ！Aが！」

レオナ「あぁ？」

時は少し遡り、昼・サバナクロー寮内・寮庭

サバナクロー生「おいおい、Aちゃんよぉ」

サバナクロー生「最近ちょっと調子名乗りすぎじゃねぇーの？」

サバナクロー生「寮長の周りをウロウロしやがってよぉ！」

『あぁ？……貴方誰ですの？』

マジフト場に見るからにガタイの良い先輩方に囲まれているAがいた
体操着にスニーカーと言う見るからに動きやすい格好だがマジカルペンは持っていなかった
そのタイミングを狙ってきたであろう寮生はニヤニヤしながらAの逃げ道を塞いだ

サバナクロー生「子猫がこんなところで迷子かぁ。お兄様から離れちゃダメだろぉ？」

サバナクロー生「おいおい、やめてやれよ」

サバナクロー生「俺達が返してやろうかぁ」

『ッハ！どう見ても、兄様の元には返えすようには見えないわよ？』

ニヤニヤしながらペンを構える寮生はどう見ても穏便に返す気はなさそうだ

ことの発端は生意気な後輩を締め上げようというサバナクロー伝統の行事みたいなものだった
最初のターゲットはジャックだったのは言うまでもない。さすがのジャックも大勢の先輩を相手に奮闘はしたものの最後は見かねたラギーがレオナを呼び大事にはならなかった

一年をいびることが目的のため大勢の前でボコボコにするというよりは個人に釘を刺しに行く。そこをボスであるレオナが諌めて寮内のカーストを身に覚えさせる、というのが目的の行事だ

サバナクロー生「って事でAがやばいんッスよ！寮長とにかく来てください」

事情を話し終わった寮生が急いでレオナを連れて行こうと急かす
レオナは、色々端折った話で訳を聞いたため、事のあらましをすべて理解ができなかった

そもそも、自身も妹に対してボコボコになっているという事はないだろうと信頼していた為こうして呼ばれる事に少し焦りを感じていた
脳内を整理できていないが、妹に取り返しのつかない様ななにかあったら困るため、急いで杖を持って外へ出てった