3話 ページ5
in最上階
双黒の二人が、やんや、やんやとしているうちにエレベーターは最上階に着いていた。
扉が開いても、まだ降りずに喧嘩している。護衛の黒服が助けを求めるようにAの方を見た。
Aは、ため息をついて、2人の口元に手を当てた。
太・中「「!」」
A「はい、そこまで。黒服が困ってる。エレベーター着いたよ。」
2人は今初めて気づいたと言わんばかりの表情をし2人の黒服を見た。
太「もう、中也のせいでAに怒られてしまったよ。」
中「テメェのせいだろクソ太宰。」
黒服に名前と要件を告げ首領室につながる長い廊下を歩いていてもなお、喧嘩を続ける2人。廊下は三人しかいない上、絨毯の毛が長く足音ひとつ聞こえないため2人の喧嘩はよく聞こえた。しばらくして、首領室の前に着く。
A「2人とも、いい加減にして。」
声を先程よりワントーン下げ、僕より歳上でしょ?と言うと黙った。
扉をノックし名前を告げ許可をもらい中へ入る。
入ると中央に置かれた椅子に座り手を組んでいる首領とぼふんという音に気づき目線を下げるとAに抱きついているエリス嬢がいた。
森「待っていたよ。2人の喧嘩は相変わらずだね。この部屋まで声が聞こえたよ。」
笑って言う首領に中也は申し訳ないという顔をし、太宰は目を逸らした。その間、Aは、エリス嬢と少しの会話をした。
森「まあ、こちらへ来た前。エリスちゃんちょっと隣の部屋に行ってて貰えるかな。」
エリス嬢は、はーい。と言って部屋を出ていった。
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桜井京乱(プロフ) - 深都紀さん» わわっ、ありがとうございます(土下座)貴方様のような神作者様に宣伝して頂けるなんて、、有り難すぎてどうにかなってしまうよ (2018年12月11日 20時) (レス) id: 62a13f4e72 (このIDを非表示/違反報告)
深都紀(プロフ) - 桜井京乱さん» えっ待って私の昨日のコメント完全に深夜テンションじゃねえか(((すいません)))次こそは宣伝します(謎の使命感) (2018年12月11日 6時) (レス) id: 488b52affb (このIDを非表示/違反報告)
桜井京乱(プロフ) - 深都紀さん» あ、ありがとうー! (2018年12月10日 23時) (レス) id: 62a13f4e72 (このIDを非表示/違反報告)
深都紀(プロフ) - だざさんじゃん…いいずゃん…応援してますすすすすすすいません (2018年12月10日 21時) (レス) id: 488b52affb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜井京乱 | 作成日時:2018年12月10日 21時