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9話 ページ11

ガードマンの守る扉を抜けるとそこは広い宴会場(パーティ会場)だった。中央にステージがあり、その他には青色のテーブルクロスがかけられた丸いテーブルがいくつもありその周辺で様々な医療関係者がお酒を飲みながら話をしていた。しばらくすると、会場が暗くなりステージにスポットライトが当てられた。軽快なドラムロールと共にスポットライトの光が動きジャンっ!という音でスポットライトがいってんに集まった。そこには、蒼色でボサボサ頭のDr.ジーザスがいた。

Dr.ジーザス「お集まりの皆様!御機嫌よう。今宵は、ワタクシの作品(くすり)のためにお集まりいただき、誠に感謝しております。さて、長ったるい挨拶は置いておいて早速本題と行きましょう!」

笑いながら高々とした声で挨拶をした彼の後大きな拍手が湧き上がった。

Dr.「さァて、今回、大・天・才である私が作ったのはこちらの薬!」

Dr.が指さすスクリーンを見ると注射器に入った液体が映し出されていた。

Dr.「この薬はワタクシの作った薬の中でも過去最高に上出来なものデス。名前は、感染型機械殺戮系細菌症候群感染型機械殺戮系細菌症候群(かんせんがたきかいさつりくけいさいきんしょうこうぐん)。少々物騒な名前ですが漢字だらけで良いでしょう?」

Dr.「この薬は、ある日診察所に来たとある女の子のために作りました。
その子は、今の世の中にいたまま生まれ変わりたい。そう、言ったのデス。その子は生きるのに疲れてしまった、だが、死ぬ勇気もない。でも、街は好きでやっぱり生きていたいでも、今の自分では生きたくない。という、矛盾した少々難しい問題をワタクシに出題してきました。
ワタクシは、悩みました容姿も記憶も変えるが死なない薬を。そして、完成したのがこれです!
早速、女の子に薬を処方しました。すると、女の子はみるみる姿を変えていきやがて生まれ変わりました。
彼女は自分の姿に少し驚きと戸惑いはしたもののとても喜びました。戻りたくなったらまた来なさい。そう伝え、彼女を見送りました。
彼女は永遠の命を手にしたのです!容姿も変えるため、自然と老いは消え永遠に生きることが出来るのです!!どうです?素敵でしょう?」

その問いにまたしてもわっと歓声やら拍手やらが起こった。

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桜井京乱(プロフ) - 深都紀さん» わわっ、ありがとうございます(土下座)貴方様のような神作者様に宣伝して頂けるなんて、、有り難すぎてどうにかなってしまうよ (2018年12月11日 20時) (レス) id: 62a13f4e72 (このIDを非表示/違反報告)
深都紀(プロフ) - 桜井京乱さん» えっ待って私の昨日のコメント完全に深夜テンションじゃねえか(((すいません)))次こそは宣伝します(謎の使命感) (2018年12月11日 6時) (レス) id: 488b52affb (このIDを非表示/違反報告)
桜井京乱(プロフ) - 深都紀さん» あ、ありがとうー! (2018年12月10日 23時) (レス) id: 62a13f4e72 (このIDを非表示/違反報告)
深都紀(プロフ) - だざさんじゃん…いいずゃん…応援してますすすすすすすいません (2018年12月10日 21時) (レス) id: 488b52affb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜井京乱 | 作成日時:2018年12月10日 21時

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