○○○学園ぐらいしかタイトルが思いつかないよぉ…。(ノД`)・゜・。 (ページ10)

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『え？簡単すぎない？』ページ10

赤犬「…お前はテストを受けてないか？」

『はい。』

赤犬「では、今のうちにやっておけ。」

『はい、ありがとうございます。』

渡されたテストを受けとって静かに始めた。

一問目、二問目とスラスラ書いていった。

『(簡単すぎる。)』

１０分後…

『終わりました。』

赤犬「いきなりすまんのぉ。」

『いいえ。』

キーンコーンカーンコーン…

丁度良くチャイムが鳴る。

『授業時間速いですね。』

赤犬「今日は短縮だ。いつもは３０分だ。」

『そうなんですか。』

赤犬「まだ話してもいいが、もう時間だ。」

『お忙しいところ失礼しました。』

赤犬「礼儀正しいのぉ。」

『ありがとうございます。』

赤犬「あぁ。」

そう言ってサカズキ先生は教室から出て行った。

『…次は、え？』

時間割を見た瞬間、驚くどころじゃなかった。

『１国、２休み時間、３部活４、帰宅…？早くね？』

下校時間は１３時。

速すぎるにもほどがある。…お弁当食べよう。

私は独りで中庭の紅葉の木の下のベンチに向かった。

(ベンチの事は朝気付いたｗｗ)

数分後…

『着いた。』

道中、クラスメイトがサカズキ先生に追っかけられてたのも無視した。

食堂もクラスメイトが独占していた。

『いただきまｓ…』

？「おい、お前転校生だろ。」

『…誰ですか？人のランチタイムの邪魔をして。』

？「俺の名前はユースタス・キッドだ。」

『あぁ、私のフードをよくも取ってくれましたね。』

キッド「そんな怒んなよ。お前と弁当を食べたかっただけだ。」

『どうせ、私の事を私自身の口で洗いざらい吐けとかいうんでしょ？』

キッド「ぅ…。」

『やっぱりね。ここは私のお気に入り場所にしようと思ったけどまぁ良いや。別の場所に行くね。』

キッドは危険人物に認定してやる。

そう思ったAであった。

『とりあえず食堂行くか。』

もう、この学園では常識は通用しないようです。

１０分後…

『…着いたけど…。』

ワーワーと騒がしい。

『あの、どうしたんですか？』

あの光景を見ていたクラスメイト。恐る恐る話しかける。

？「あぁ、これはエースがマルコの弁当を落っことして食べられなくしたからマルコが怒っておるんだ。…君、確か黒薔薇…」

『Aと呼んでください。…貴方は？』

？「俺の名前はイゾウ。さっき逃げ出した奴らの一人だ。」

『イゾウさん、どうぞよろしく。』

そう言ってワーワーとうるさい奴らに足を向けた。

イゾウ「不思議な子だ。」