花束の代わりにメロディーを (ページ16)

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京介とはメッセージより電話が好きで
電話することが多く

遠距離で中々直接会うことができなくて
寂しい思いもしてたけど

その分
京介は沢山愛してくれたり

電話中も「好きだよ」って言ってくれたり

メッセージは基本短くて
なに考えてるかわかんないけど

甘え下手だけど会えたら年下の私を
ずっと離さなかったり

笑うと八重歯が出て可愛いところとか、

まだ色を入れたことのない綺麗でさらさらな黒髪とか、

目が虚無ってるけど
実はキラキラしてるとことか、

私のために歌を作ってくれたりとか、

サプライズでペアリングくれたり、

初めて手繋いだ時にお互いなれてなくて
手汗ひどかったこととか、

夜の行為もいつも私を心配して
「大丈夫？」って言ってくれたり、

慣れてきて車の中で手繋いでくれたり、

「自分で動いて」とか
全然余裕そうじゃないのに
ヘラッて笑いながら言ってきたり、

まだ全然あるけど全部全部私だけの京介で、

ずっと一緒にいたかった。

正直ずっと一緒にいたいと思ってたのは私だけなのかもって思ってた。

でも京介も思ってくれてた。

その事実が
嬉しくて、涙が止まらなかった。