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田「井戸崎君って、いい顔するよねぇ」
『へ?どういう意味ですか?』
田「なんか若々しいというか、活気に溢れているというか。まぁ、とりあえずいい顔してるんだよ」
『はぁ・・・』
丸「そんな褒められてる井戸崎には特上のタンを一番乗りにやるよ。ほらw」
『あ、ありがとうございます!』
皿に乗っけられている肉を受け取り、自分の前に置いた。く〜!焼き肉なんていつ以来だろう!こんないいお店に来れて、美味しい料理を食べれて、最高過ぎる!俺は至福な一時を噛み締めながら、肉を口に運んだ。入る途端、口の中に旨みと幸せが溢れた。ヤバい、ほっぺが落ちそう。幸せに浸っている俺を皆さんが放心した様な顔で見ている。なんか顔ついてんのかな?俺はちょっと心配になって声を掛けた。
『ひはあん?おーひあひあ?』(みなさん?どうしました?)
「「「・・・ハッ!な、何でもない!///」」」
『・・・そうですか?なら、いいんですけど』
なんか皆さん変だったなぁ。急に顔が赤くなってるし、酔いが回ったのかな?そんな呑気な事を考えながら俺は焼かれていく肉を堪能していた。そんな中、目の前に座っている野間さんがソワソワしながらも俺に声を掛けてきた。
野間「な、なぁA・・・///」
『はい?』
野間「こ、今度さ・・・二人で飯行かね?///」
『・・・いいですよ。俺で良ければ』
野間「マジで!?」
そう答えると、野間さんは勢いよく俺に近づいてきた。だけど、何故か菊池さんが止めに入った。野間さんはムッとした顔になって菊池さんを睨んでた。そんな菊池さんは両腕を大きく開いて俺に近づかせない様に動いていた。すると、後ろから誰かに頭を撫でられた。俺はビックリして心臓が止まりそうになった。だけど撫でられた感覚が心地よくて、俺はゆっくりと後ろを振り返った。見た先には、ニコニコしながら俺の頭を撫でる會澤さんがいた。
『會澤さん?』
會「なぁ、野間とより俺と今度飯に行こうぜ」
『え』
大「あー!會澤さん駄目です!Aは俺と行くんですから!」
丸「違うぞ大地。俺が行くんだ」
田「俺が一緒に行く!」
前「ここは間を取って俺だろ」
そんな俺と飯に行く事を言い争っている皆さんを横目に俺は飲み物を飲んでいた。どうして二人っきりで行く事にこだわるんだろう?別にまたこのメンバーで行けばいいのに。そんな事を考えていると、隣から声を掛けられた。振り向くと、顔が赤い鈴木誠也さんがいた。
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にゃあ - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2019年12月1日 14時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
ベル@憂鬱(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!すぐに直させてもらいます (2018年10月29日 16時) (レス) id: 2e250b02bd (このIDを非表示/違反報告)
裕也 - 坂本さんとタナキクマルは同世代ではなかったと思います。坂本さんの方が1つ上です。 (2018年10月29日 12時) (レス) id: a69be8dfc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ベル@憂鬱 x他2人 | 作成日時:2018年6月25日 15時