【文スト】旧双黒の色々な愛、受け取ってみませんか？【短編集】

逆壁ドン。【太宰】 ページ7

Aside


壁ドン…か。よくわからない。
賢治くんに聞いたら、

｢牛丼ですか？美味しそうです！｣

って答えた。

正直のところ、賢治くんと同じ考えで
牛丼、親子丼の類だと思ってた。

ナオミちゃんが持っていた雑誌に
壁ドンだの、ファーストキスだの、
女子がﾄｩﾝｸするやつが沢山書かれていた。

壁にドンされて何が楽しいの。
私はそんなのより、某太鼓のゲームの
｢もう1回遊べるドン！｣
っていう方が楽しい。

でも…されるのは嫌だけど
するのは楽しそうだよねェ…

されてﾄｩﾝｸなんてMかよ。
私はMじゃないんでね、Sだからね。

ということで、彼氏の太宰に
逆壁ドンをしてみます。

『だーざいっ！』

｢何だい？Aから珍しいじゃないか。｣

『いや？別に普通だよ。』

｢うふふ、入水でもする気になったのかな？｣

そういい、ドアに近づく太宰。
チャンスだ！

『太宰』





｢ん？どうしたんだ…い？｣

振り向いた瞬間、壁に追いやり壁ドンをした。
身長が高いから見上げてるが、
それはしょうがない。

絶対一瞬戸惑ったぞ此奴。

｢ふふ、可愛いねA。
でもね？こういうのは男がするんだよ。｣

『へ？……っ？！』

太宰が私の肩を掴んだと思えば
急に変わる景色。背中には壁。
立場が逆転してしまった。

｢A…どうして急に壁ドンなんかしたの？｣

耳元で囁かれるから擽ったい…

『こっ…好奇心というか…』

｢ふぅん？



じゃあ、お返ししてあげる。｣

そういうと共に耳に息をかけられる。

『ひぁっ？！』

｢へぇ…そんな可愛い声出るんだ？｣

『違う…！これはその…擽ったくて！』

必死に誤解を解こうとするが赤面は治らないようで…何なんだよ！

｢ほら、こっちおいで。｣

『強制連行は無しですよー！』

｢うふふー、大丈夫大丈夫！｣

『大丈夫じゃなーい！』

無理矢理連れてこられたのは
誰もいない会議室。

｢Aがその気にさせたんだからね、
責任とってもらうよ？｣

服のボタンに手をかける太宰。

『嫌…社内じゃダメ！

ちょ…んあぁぁ！』

その後、
甘い声がほかの部屋まで響いたという。
何をされたかはご想像下さい。

_______________
どーも夜桜ぷりんです！
1日で500hit、お気に入り登録、
評価、ありがとうございます！
感謝感激です！

しかもランキング44位？！

(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ

(・ω・ )

( 'ω')ふぁっ

絵文字ウザイですね、すみません笑

本当に読者の皆様ありがとうございます！

逆壁ドン。【中也】→←ささやかなお願いです。

ラッキーアイテム

鏡花の豆腐

ラッキー文ストキャラ

福澤

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す