着せ替え。【双黒】 ページ4
Aside
「Aにはこのワンピースが似合うと思うよ!」
「はァ?何抜かしてやがる?
此奴には短めのスカァトが似合うんだよ!」
はぁ…どのくらい経ったのかな…
腕、痛いなぁ…
家帰りたいよー…
『あぁぁぁ!何なんですかこの状況!』
今、叫んだ通り、私は困っている。
双黒と呼ばれる2人組に腕を掴まれてる。
遡ること、二時間前…
_______________
『あ、これ可愛い!買っちゃおうかなぁ…』
と、台詞から分かるように
私は少しお高めの洋服屋に来ていた。
少しお高めだけあって質がいい。
『普段はズボンとかの方が動きやすいし…
よし、これに決めた!』
私が決めたのはパーカーにハーフパンツという
至って普通の服。
これなら動きやすいし、楽に着れる。
お会計に向かうと
「私も新しい服買おっかなー。」
「手前、いつも同じ恰好だろうが。」
「そういう中也だって。」
「ンだと?!」
うわぁ…。どうしよう、会いたくない人達だ…。
さっさと会計に行って帰ろう…。
「あれー?Aではないか!」
「なンで手前こンな所にいるんだよ。」
『服を買いに来たに決まってるでしょうが!』
「それにしてもその服センスないなぁ…
私が選んであげるよ!」
「手前には任せられねェ!俺が決める!」
『もうやだ!帰ります!』
しょうがない、服はまた次の機会に…。
この人達に捕まるといい事ないし、
面倒臭いし、疲れるし。
そう思い、ドアに向かって走り出そうとした。
だが…
「ねぇ、何処に行くんだい?」
「何処行くンだよ?」
『ヒィィィィ……。』
腕を掴まれ、逃げられなくなってしまった…。
そして冒頭に戻る。
_______________
「ねぇ、A!
これ、試着してみなよ!」
『嫌ですよ!露出多すぎます!』
「じゃあこれ着ろよ!」
『何でそんなミニスカを履かなきゃならないんですか!』
私がうんざりしていると
太宰さんが何か思いついたような顔をした。
嫌な予感するんだけど…
「これならどう?Aがどうしても着ないって云うなら、私か中也が無理矢理着せる。」
『どっちも嫌です!』
「手前に拒否権ねェぞ。」
『もう嫌だ、此奴ら…。』
「どうするんだい?」
黒い笑みを浮かべて聞く。
もちろん、答えはこうだ。
『今回だけですよ!着てやります。
しょうがなく!!』
何故こんなことになったのだろうか。
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真唯にゃす - 芥川のヤンデレ見たいですー! (2018年11月19日 20時) (レス) id: 39d2cea73a (このIDを非表示/違反報告)
フライドポテト食べたい! - リクエストでっす!!太宰さんのヤンデレお願いします!! (2018年3月19日 9時) (レス) id: e95480bc42 (このIDを非表示/違反報告)
死 - リクエストです。太宰さんのツンデレ欲しいです、お願いしてもいいですか。 (2018年1月22日 23時) (レス) id: 0c9864c358 (このIDを非表示/違反報告)
ノイズ - リクエスト失礼します。 双黒に看病する&されるのをお願いします。出来れば、夢主は我慢強くて隠そうとする感じがいいです。 一気に2つのリクエストで変に細かい無茶ぶり言ってすみません。どうか、宜しくお願い致します。 (2017年12月19日 0時) (レス) id: 414212520a (このIDを非表示/違反報告)
月星 - 本当ですか!楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年11月28日 20時) (レス) id: 35ec5792a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜ぷりん | 作成日時:2017年11月25日 10時