あれ？可愛いペジはどこへ？

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次の日の学校はほとんど記憶がなかった



ウギに言おうと思ったけど


言う気力も無くて


ウギも私のパンパンに腫れた目と雰囲気で悟ったのか


そのことについて一度も触れてこなかった









MH「お疲れ〜」


ミニョン先輩の笑顔はいつも綺麗で癒される


でも今日はその笑顔が胸を締め付ける


A「お疲れ様です」



MH「あれ？元気ないね」



A「え？そうですかね」



少しぶっきらぼうに答えてしまったけど


こうでもしないとバレそうだった





でもミニョン先輩にはお見通しだったみたい



MH「ねぇ、本当にどうしたの？」



大きな瞳が私を写す


真剣に心配してくれてる



A「…休憩の時、お話聞いてくれますか？」



そう言うとパッと明るく笑ってくれた


MH「もちろん、可愛い後輩の為だからね」









A「…あの」


そう言って詳しくは言わなかったけど


なんとなくの事情を説明した





MH「そっか…難しいな」


A「へへ…なんて言ったらいいのか」



MH「Aは、その子のことちゃんと好きなんだよね？」



A「……はい」



MH「なら、どうなってでももう一度気持ちを伝えなきゃいけないんじゃないかな」



優しく微笑んで頭を撫でてくれた



A「なんか…お兄ちゃんみたいですね笑安心します」



MH「あはは、面白いね」



今ので気持ちが楽になった


今すぐペジに会いに行かなきゃ


A「ありがとうございました！先に失礼します」









MH「はぁ…お兄ちゃんか笑 応援するしかないなこれじゃ」

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