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宏「はぁ〜…」


冷たい水道水で顔を洗う

火照った顔もさっぱりして気持ちがいい


それと共に、自分の気持ちが冷静になるのを感じた


宏「まじなんなんだよ…」


そう言いながら頭をガシガシとかいた


自分でこの感情の答えに辿り着いたのに…


この感情は、俺の胸の奥に隠しておこう


慧「や〜ぶぅ!急にトイレってどうしたの?

緊張でお腹痛くなっちゃったの?」


宏「違うわ、もう用済んだし行くぞ」


慧「…薮、俺になんか隠してるでしょ」


伊野尾は人の心が読めるのかと疑ってしまうくらい


核心を突く質問をよくする


宏「……急に何言ってんだよ」


慧「…まあ、いいけどさ」


またいつものようにニヤッと笑っては

はいはいいくよぉ〜、と背中を押された




光「薮大丈夫?急にお腹痛くなっちゃったの?」


…いつも通りいつも通りいつも通り……


宏「…ぇ、あっ?大丈夫だよ、…あれ?裕翔は?」


光「…ゆーとね…、二人がトイレ行ってる間にあんななっちった……」


宏「…お?」


向こうの方では幼稚園児からご年配の方まで…


たくさんの女性に囲まれている裕翔


慧「イケメンも案外大変だねぇ?」


宏「お前も人の事言えないけどね」


慧「俺はオンナノコには興味ないからあ〜」


なんてよく言えるよ、あの立場


昔は毎日のように

放課後女の子と遊びに行ったりしてたのになあ…



光「ねえねえ!文化祭回ろうよ!!」


俺も伊野尾も光に手を引っ張られて、


裕翔のところにいって軽々を女性をかいくぐって


ほら!裕翔も一緒に回ろうよ!


なんて声をかけるとまた軽々をかいくぐって

裕翔を俺達のもとへまた引き寄せた


裕「…あんなに囲んで何が楽しいんだろうね…

周りの人に迷惑になるからなあ


よし!光くん何食べたい、?」


裕翔から心臓内部に矢の刺さるような言葉を投げかけられていると

いつの間にか2人は遠く彼方へ消えていった


そして戻ってきたふたりの両手には


たくさんの屋台で買った食べ物やら何やら…


光「いっぱい買ったの!!!薮も伊野ちゃんも一緒に食べよ!」


裕「たこ焼きポテト焼きそば唐揚げやら…

さあ何食べる!」


ん〜…俺これにしよっ!とポテトを1つ手に取り摘む伊野尾


俺も光からたこ焼きを貰って食べた


夏祭り以来の味に懐かしさを覚える


光「んぅ〜〜…美味しい!」


裕「うわ!焼きそば美味い…」


なんてそれぞれがそれぞれに食事を楽しんでいると…




「お〜い」

.→←.



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ゆう(プロフ) - ついったーアカウント作らせていただきました!移行先の作者欄等にアカウント載っているので、そこから是非! (2018年12月28日 19時) (レス) id: c99712b03d (このIDを非表示/違反報告)
美々羽(プロフ) - ゆうさん» はいっ!よろしくお願いしますねっ!! (2018年12月27日 11時) (レス) id: da4636be30 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 本当ですか(;;)← ついったーで専用垢作ろうかな…またアカウント作れたら報告致しますね! (2018年12月27日 7時) (レス) id: c99712b03d (このIDを非表示/違反報告)
美々羽(プロフ) - 初コメ失礼しますっ。よかったら、Twitter、繋がっていただけませんか!! (2018年12月27日 1時) (レス) id: da4636be30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆう | 作成日時:2018年12月20日 17時

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