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裕「うわあああああああああああ」


光「うええええええええええええ」


慧「うるさい、黙れ」


宏「緊張しなくていいよ、

昨日あんなにできてたんだからさ」


裕「でもやっぱり…」


光「失敗したときのこと考えちゃうの……」


裕光「ねぇ〜?」


宏「あ、終わった、準備するよ」


慧「おっけー」


取り敢えずギタードラム、キーボードは二人がかりで運んで


ドラムは分けて何回か運んで準備は完了した


目の前の幕は降ろされていて見えないけど、


この発表は生徒全員強制見学


それに合わせて保護者や地域の方まで…


当然たくさんの人がいるわけで…


幕は開いていないが光と裕翔の緊張は最高潮


これが演奏に響かないといいけど…


宏「準備できた?」


裕「人10回のんだ…」


光「俺も飲んだ…」


慧「よし、行こう」


合図を送ると、目の前の幕がゆっくりと開いた


想像以上の多さに少し怯んだが、


俺がそんなんでどうする、大丈夫だ


練習は裏切らないから



宏「行くよ」


そういうとあからさまにみんなの目つきが変わった


先程あんなに顔の青白かった裕翔は今は凛々しくて


冷静そうに見えて手が震えていた伊野尾も自身に満ち溢れる表情をしている


初めての文化祭で誰よりも緊張していた光は優しい笑顔でこちらを見ていた


……、この仲間ならやれる


そう直感して、伊野尾に合図を送ると


曲の構成を昨日急遽変えて、


終盤に持ってこようと思っていたもので


キーボードソロから始まる曲


ソロも一週間くらい前に新しくまた書き起こしたため


伊野尾はかなり緊張していたが、最後の練習では完璧にやってのけた


この曲は俺や裕翔も好きな有名グループのカバー曲


このバンドの名前にもグループの名前が由来している












ターン ピロランッ



たくさんの人がいる中、

そのキーボードの音で一気に静まり返る


その静まりは人々を魅了して包み込んでいくような音色で


ターン タタタトュタタトタタトタタトュー……



…始め、俺の歌ソロで始まる

ここのフレーズは俺が一番好きなフレーズで


この提案に、みんな承諾してくれた


宏「変わらないものは無いから…

僕達は歩き続ける

一度だけ振り返りたい

わかってる駄目なことくらい」

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ゆう(プロフ) - ついったーアカウント作らせていただきました!移行先の作者欄等にアカウント載っているので、そこから是非! (2018年12月28日 19時) (レス) id: c99712b03d (このIDを非表示/違反報告)
美々羽(プロフ) - ゆうさん» はいっ!よろしくお願いしますねっ!! (2018年12月27日 11時) (レス) id: da4636be30 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 本当ですか(;;)← ついったーで専用垢作ろうかな…またアカウント作れたら報告致しますね! (2018年12月27日 7時) (レス) id: c99712b03d (このIDを非表示/違反報告)
美々羽(プロフ) - 初コメ失礼しますっ。よかったら、Twitter、繋がっていただけませんか!! (2018年12月27日 1時) (レス) id: da4636be30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆう | 作成日時:2018年12月20日 17時

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