落ちると、死ぬ （ yb hk ）

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【 朗報 】 光の誕生日が文化祭当日だった


光「ん？そ、そうなの？」


宏「うん、まじか〜…じゃあ文化祭終わりに打ち上げも合わせて4人で美味しいもんでも食いに行くか！」


光「うん！そうする！たのしみだなあ〜…」


そう言いながらスキップをし、鼻歌を歌い出す光

……何食いに行くかなあ〜…

なんて俺も今から結構楽しみにしていた


宏「まあその前に勉強だけどな？」


光「ぅ……わ、分かってるよ！」


そんな光を尻目にスリッパのお会計


…をしていざ帰ろうと思ったら、

光がそのスリッパと全く同じものを手にとっており、

そのお会計をしだした


宏「なんで、？」


光「やぶのお誕生日！もうすぐでしょ？」


宏「もうすぐ…？なんで知ってるの？」


光「昨日言ってたじゃん！

俺の誕生日は1月の最後の方なんだ〜って」


宏「そうだったかな…」


昨日の話は、思い切って色々話しちゃったからか

まるでお酒でも飲んだのかというほどに

赤裸々に話したし、あまり記憶にもない


光「だからはい！これは薮ので、これは俺の」


ニカニカしてお揃い〜とこちらを向いて笑う光


光の行きたいところに着いていき、

気に入ったものを見ては何度も悩んでいた


お金の管理はしっかりしてるんだな〜


宏「よしどうする？次」


光「俺、腹が減った…薮ご飯食べよ！！」


宏「フードコートに行くか」


光「うん！！」


この時間は比較的混んでいる


だが奇跡的に一つ空いており、

そこに腰掛けた


光はハンバーグ定食を

俺は蕎麦を買って食べる


他にも数カ所駅近を回ると



いつの間にか空は橙色に染められていたため、


また電車に乗り家路についた


光の家にベースを取りに行った頃には


空は群青色に染められ、遠くで黒猫の声がした

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