☆ ページ4
hikaru
2人だとやっぱり狭くて、やぶの上に俺が乗っているっていう状態。
でも、なんだか下の方に違和感が.....
「や、やぶ？」
「ごめん、抑えるつもりだったんだけど、我慢出来ねぇ」
そういうと、
「んんっ！」
いきなり口を塞がれて、触れるだけのキスから深いキスまで....
「はぁ、やぶ、」
やっと離されたと思ったけど、なんだか物足りなくて、やぶの方をむくと、
「ひかる、煽んないで...」
そういい、顔に手を当てて隠すようにする。
でも、最近ご無沙汰だったからな....
「やぶ....しよ？」
俺だって、男だもん。
「ひかる？」
「やぶが欲しいの....//」
やぶの方を向いて跨る形になる。
「やぶぅ....ん、はぁ、ひゃっ、！」
誘うように呼ぶと、キスをされて胸を触られる。
「もう我慢できねーよ？覚悟しとけ。」
...
「ん、あさ....」
隣にあったはずの温もりが消えていて、寒さで目が覚めた。
「ん、やぶ.....いない....」
「いたっ..」
そっか、昨日...
起き上がると、昨日の行為の痛みがあるが、やぶを探しにリビングに行ってもいない。どこを探してもいなくて、玄関に行くと、やぶの靴がない。
なんか買い物にでも行ったのかな。
玄関に座って、待っていると、
「ただいま...って、ひかる！？」
「やぶっ！」
案の定帰ってきて抱きつくと、びっくりした様子のやぶ。
でも、両腕を後ろに回しててなんか、変な感じ....
「やぶ？」
「ひかる、気づいた？」
そういうと、後ろに隠してたであろうものを俺の目の前に差し出す。
「これ......！」
「カーネーション。この時期にも咲くんだってさ。ひかる、誕生日おめでとう。」
あ、今日誕生日か...
「ありがとう。」
やぶから花束を受け取って、一緒にリビングに向かう。
「懐かしいよな。カーネーション。Jr.の時さ、お金無くて、2人でカーネーション母さん達にあげたよな。」
え....
花瓶に花を移してる時にそんなことを言われ、思わず手が止まる。
「ひかる？」
「やぶ、覚えてたんだね。」
動揺を隠すようにそう言うと、
「そりゃあ。」
''あの時からひかるのこと好きなんだから。''
end.....？
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作者名：みんな x他4人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=b546023d50dc6f80547173875caefb43...
作成日時：2019年11月29日 18時
