~ C a r n a t i o n . ~ (ページ3)

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hikaru

「ひかる？座りなよ。」

「えっと、、うん...」

やぶにいわれるがまま席に着くと目の前にやぶが座る。

「や、やぶ？」

「ひとくちちょーだい、！」

そう言って口を開けてくる。

とりあえず、口の中に煮物を入れると、

「ん～！うまっ！」

「あ、ちょっ、！」

満足したのか、と思ったけど、俺が持ってた箸をやぶが取って今度はやぶが俺に向かって、煮物を差し出してくる。

「え、っと、やぶさん？これは、、、」

「いいから笑はい、食べて！」

「う、うん」

「ん、うまい」

そういうとやぶは満足したような笑顔になる。

かと思ったら、、今度は俺に箸を返してきて、口を開けてる。

しょうがないなぁ。

なんて、こんなことをしながら、ご飯を食べた。

...

久々に笑いあって、食事を終えたあと。

洗い物が終わって、ソファーに座る薮の隣に座る。

「ん、終わった？」

「うん、やぶ、泊まってく？」

「もちろん。」

「あ、じゃあ、お風呂入ってきていいよ。」

泊まってくと言うやぶにそういうと、何故か動かない。

「やぶ？」

「一緒に入る？」

声をかければそんなことを言ってくる。

「ばっ、/// 早く入ってこいよ。」

顔が、体全体が赤くなって熱くなる。

俯いて、やぶが行こうとするのを待とうとしたけど、足元のやぶの足はピクリとも動かない。

「やぶ、、、」

顔をあげてやぶを見れば、

「ひか、一緒に入ろ？」

ふにゃんとした笑顔で言ってくるもんだから、

「なにも、しないなら、いい、よ？」

仕方なく、そういうと、

「先に行ってるな。」

そう言ってリビングを出ていった。

...

薮の着替えと、自分の着替え、タオルを用意して、服を脱ぎ、一様腰にタオルを巻いて浴場へ。

「や、やぶ、」

もう髪も洗ったらしいやぶはすでにお湯に浸かってて、俺も髪とか身体を洗ってお風呂に入る。