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スクランブルエッグにウインナー、それにフレンチトースト
インスタントのコーヒーを入れてあげれば立派な朝食の完成
テレビでは昨今話題になっているエンタメニュースを取り上げている
「薮、飯」
「ん〜…」
「飯!できたから起きろ!」
「んん、何時ぃ…」
「6時30分」
「あと5分〜…」
「飯抜きにするぞ!起きろ!」
布団を引き剥がすと、んん…と唸ってはまた寝ようとするから、俺だって呆れ顔
「薮の馬鹿!食いたくないなら勝手にしろ!」
バタンと大きな音で扉を閉めリビングへ向かうと、バタバタと走り回る大きな音
「食べるっ!飯食べる!!!」
「…嫌い」
「だって…こんな時間に起きっ、…待って美味そう…」
「……朝からがんばって作ったんだもん」
「いただきま〜す!」
ニコニコと満面の笑みで頬張る彼を見て、朝から頑張ってよかったと改めて思う
するとテレビから聞こえる " 伊野尾ピクチャー " の声
「今日の写真は、昨日グループでお仕事だったので、そのときにメンバーの光と撮りました」
グッという首の関節の音が聞こえそうなくらいの速さでテレビの方を向いた彼
「待ってなにこれ聞いてない」
「言ってない」
ブツブツと呟いて頭を抱えたり悩みこんだりしているが、そのまま顔を上げ携帯を取り出してメッセージを打ち込み、食事を再開させた
よく分からないけど、少しの寒気が俺をよぎる
なんだか嫌な予感がするので聞かないでおこう
「……次はもっと離れて撮れよ」
「何それ嫉妬?」
「……うるさいな」
「図星か」
「嫉妬して悪ぃかよ」
「……まあ悪かねえわな」
嬉しくて、でも恥ずかしくて…頬が緩みそうになるのを必死に抑える
それでも緩みそうな顔を見せまいと、テレビに映る伊野ちゃんに目線を合わせた
今日もいつものきのこヘアーで生放送に臨む彼は最近昔より一層に努力に努力を重ねている
その努力が認められたのか、テレビの出演が増えたり、楽曲でセンターやそこに近い位置を任されることが多くなった
「凄いなあ…」
今もニュース内容に関してのコメントを聞かれたときに、誰にも流されずきちんと自分の意見を答えている
見ていないように見えてちゃんと見ている…それが今の仕事にも繋がっているのだろうか
「続いてはイノ調です」
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ゆう(プロフ) - 蘭々さん» ありがとうございます!ちび薮は取り敢えず5歳児目標に書いてます…w (2019年3月21日 22時) (レス) id: c99712b03d (このIDを非表示/違反報告)
蘭々(プロフ) - ちび薮めっちゃ可愛いんですけど(//∇//) (2019年3月21日 21時) (レス) id: 30fec78e28 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 蘭々さん» あ…(( 訂正してきます! (2019年3月21日 16時) (レス) id: c99712b03d (このIDを非表示/違反報告)
蘭々(プロフ) - 薮ちゃん飲酒運転してますよ (2019年3月21日 12時) (レス) id: 30fec78e28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆう | 作成日時:2019年3月20日 12時