生死の境 ページ11
＊＊＊
キリトside
「「ラ、、、キ、、？」」
俺とアスナの声が重なった。
第一部隊全員がら機に駆け寄った。あまり話さないクラインもだ。
「団長！嘘でしょ！嘘って言ってよ！ゔゔゔーぅぅ」
サナが唸る。この時うしろで「第二部隊突撃！」と声がしたが近いようで遠い声だった。
「おい！団長ゔあああああああぁぁぁぁぁ」
発狂するザイン
「ぐすっ。ぐすん。だ、団長…」
「なんでっ。グスッか、・・・っ！起きてよぉゔゔ」
泣き始めるリサとミク。ミクは、おそらく本名を口にしたのだろうあまり聞こえなかった。
しかしこの悲痛な叫びはラキには届いていないような気がした。
＊＊＊
ラキside
一瞬何が起こったのかわからなかった。
そして、少ししたあと理解した。
____俺は死んだのだと。
地面に落ちる寸前、意識がなくなったことがぼんやりとだがわかった。
「_______」
どこかで声がする………
「______ぃ」
ずっとずっと遠いところ、俺の手の届きそうもないところで声がする………
「_____きぃ」
誰かをずっと呼んでいる…………
「___rきぃーー」
なんだろう………
何が起きているのだろうか…………
「_______」
その声は……………
俺を呼んでる？
何か忘れている気がする。
帰らなくてはいけない場所がある気がする。
「___________あぁ。そろそろ起きるか。」
＊＊＊
キリトside
ここは戦場だ。
俺は決心した。
ここで鑑賞に暮れている暇などない。
今は目の前の敵____ラキの仇を取ろうと。
しかし、その時、近くで声がした気がした。
俺は急いでラキの方に振り向いた。
微かだが動いた気がした。
そしてその直後、
死んだはずのラキが起き上がった。
しかし、恐ろしいことにイノシシはそのことにとうの昔に気づいていた。
イノシシはラキの方へ突進していった。
こんどこそあたればゲームオーバーだ。
あと少しで当たる。
俺は目をつぶった。
そのとき、金属音らしき音が聞こえた。
ラキはそのイノシシの牙を剣で弾き飛ばしたのだ。
イノシシには大きな隙がうまれ、ラキはそこに突撃し、20%ほどあったイノシシの体力を20秒ほどで削り切った。
しかしラキはその直後に倒れ、宿屋へと送られた。
ラキが54層のボスを倒したと言っても過言ではない感じで討伐は終わった。
終わり
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カクテル(プロフ) - Gumiさん» ありがとうございます。今度読んでみます！ (2016年6月22日 19時) (
レス) id: 0ebe9ce2cd (このIDを非表示/違反報告)
Gumi(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！あと私も小説を書いているのでよければ読んでみてくださいね (2016年6月22日 7時) (レス) id: 49dd592575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カクテル | 作成日時：2016年6月12日 22時
