2話 出会い2 ページ2
「お前…PKハンターか！」
そこでアスナ氏も納得がいったようだ。
「あーあの噂の！んでもてっきりもっとごつい大人の男の人かと思った！こんなにこやかな好青年だと思わなかったよ。」
「確かにそうだな。でも腹の底は見えない感じがするぞ？」
「そうかな？私には純粋無垢な少年にしか見えないけど。」
「いや、絶対隠し事ある！」
「ない！純粋な可愛い男の子だもん！」
いつの間にか口論が始まっていた。
なんで？俺のことで口論になるか？普通！
『まぁまぁ落ち着いて2人とも！なんで僕のことで口論になるんですか？本人の前で本人の話しないでくださいよ！』
「「あっごめん。」」
2つの声が重なった。
『まぁいいですけど…まぁ皆さんの言う通り僕はPKハンターのラキ・スネークです。ラキでもスネークでも構いません。』
「私はアスナ。呼び捨てで呼んでね。よろしく。」
アスナってまさか「閃光」
「はぁー。スネークねぇ。僕はキリト。俺も同じく呼び捨てで。これ名前のもじりなんだけどなんでそんな名前にしたの？」
『ラキは名前のもじりっていうか苗字から2文字抜き出しました。スネークは現世の事が絡むので控えます』
「そう。そうだね。タブーだもんね。」
そう。ここで現世の話はタブーなのだ。
「それより大丈夫？その傷。」
あー。そういや深手負ってるんだった。まぁいいや。心配かけたくないし。
『あー。はい。気遣いありがとう。でも大丈夫ですよ。擦り傷ですので。』
「痩せ我慢はしない方がいいぞぉ〜」
「まぁとにかく今日はうち泊まりなよ。」
「！」
「キリト君も泊まりたいのぉ？ま、まぁ今日はサービスしてあげてもいいよ。」
「ちょっと来て。」
するとこそこそ話で二人でしている。まぁいいや。
それよりまぁここは。
こそこそ話から帰ってきたのを見計らって、
『いやいや大丈夫ですよ。ギルメンが心配しますし。』
するとアスナは、
「へぇギルド所属してるんだぁ。なんてギルド？」
『カラフル堕天使団です。自分含めて6名の小規模ギルドですよ。』
そういうと同時にある声が聞こえてきた。
「おーーい。団長ー！」
団員のサナ・ポイズンビーだ。
彼女は赤いマントを羽織って走ってきている。その後ろに4人の人影が見えた。
あぁー。全員きたかい。
しばらくしてようやく俺たちのあたりまで来た時にはゼーハーゼーハーしていた。
『団員も来ちゃったんでお茶でもどうです？自己紹介がてら。』
全員合意した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カクテル(プロフ) - Gumiさん» ありがとうございます。今度読んでみます！ (2016年6月22日 19時) (
レス) id: 0ebe9ce2cd (このIDを非表示/違反報告)
Gumi(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！あと私も小説を書いているのでよければ読んでみてくださいね (2016年6月22日 7時) (レス) id: 49dd592575 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カクテル | 作成日時：2016年6月12日 22時
