□twenty two fake ページ25
勇気を出そう。
勇気を出して、聞かないと。
「レ、レト君、あの、さ」
「ん？なんか用か？」
「あの、その……
う、うっしーどこ行ったか分かるかなぁ？授業帰ってこなかったから、さ…！！」
私はバカなのだろうか。
聞きたいことが全然違う。
本当は、あの発言の謎を問い詰めたかったのに。
.
「……………。」
.
.
レト君の眼差しが。
.
それを許さなかった。
.
「うっしー？あぁ確かに授業来てへんかったよなぁ…
俺も分からんねん。ごめんなぁ力になれんくて。
俺、今からうっしーのこと捜す気やったんやけど、
Aも一緒に行かへん？」
その言葉に、私は目を輝かせ、「うん」と言おうとしたその時…。
.
「俺も行く！！！！！！！！！！！！」
「っ！？な、なんや、キヨ君か。驚かすなや。うるさいねん…w」
「わりぃ。で、俺もうっしー捜す！」
キヨは身を乗り出してレト君に近付く。
「わ、分かったから……ちっ、ち、近いねん！！！ww」
グイッとキヨ君を両手で押して笑うレト君。
キヨは余程真剣過ぎたようで、目を見開いて、血走っていた。
「うっしーのこと、はよう捜さへんとな。
次の授業あるし、その間にうっしー死んでまうかもしれへん」
「え、縁起でもないことを！！！」
「あははっ、冗談やて。何も無いのに死ぬはずないやろw」
「あんまりおどかすなよな…レトさんの顔だとガチに聞こえっからな」
「うんうん」
「ええ〜そうかぁ〜？」
レト君のわざとしい笑顔を見つつ、私は教室を出た。
.
.
私は、その時、
「なんで」
.
悪魔の囁きを聴いて、
「レトさんもAもおせーよ！！うっしー死んじまうだろ！？」
おぞましいあの視線を感じ、
「あっキヨ君！！！！先行くなや！！！！それに廊下も走っちゃアウトやし！！！
うっしー死ぬの真に受けんなや！！！冗談やて！！！！！！」
.
.
.
.
嫌な予感がした。
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響 和(プロフ) - お２人のこと応援しています！更新楽しみに待ってます！ (2016年10月20日 22時) (
レス) id: 38dcb1f7be (このIDを非表示/違反報告)
simezi2♯ミッフィー。(プロフ) - 響 和さん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただいて感激です〜！！これからも更新頑張っていくのでよろしくお願いします！！ (2016年10月20日 22時) (レス) id: fa5fd7619d (このIDを非表示/違反報告)
清香-きよか-(プロフ) - 響 和さん» ありがとうございます！私が更新遅れてしまって、申し訳なかったです(-ω-;;) これからもご支援ご愛読よろしくお願いします！(？) (2016年10月19日 21時) (レス) id: 84c3aa1eff (このIDを非表示/違反報告)
響 和(プロフ) - めっちゃ面白いです；；；；；；；これからの更新も楽しみにしてます！頑張ってください！！！！！ (2016年10月19日 20時) (レス) id: 38dcb1f7be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：simezi2♯ミッフィー & 清香-きよか- x他1人 | 作者ホームページ：http://なし
作成日時：2016年9月19日 1時
