【先輩】 せらみかる ページ20
学校に行けば、楽しみが待っている。
授業が、一つ一つ終わる事に。
楽しみな時間は、近づいてくるのに。
来て欲しくない自分がいる。
ぼーっとしていれば。
下校を告げるチャイムが鳴る。
部活に行く人もいれば。
家にまっすぐ帰る人もいる。
私は、美術部に入っているため。
部活に行く。
部室に行くため、歩く。
階段を何段か上って、歩けば。
目の前には、部室がある。
行こうと行けば、行ける。
だけど。
足が震えて、歩けない。
楽しみな場所は、もうそこにあるのに。
楽しみな時間は、もうそこにあるのに。
行ってしまったら、先輩の事が。
忘れられなくてまた苦しんでしまう。
そんな事も知らない先輩は。
笑顔で、私の事を呼ぶ。
「Aちゃん、はやく部室においで！」
『あっ…。せら先輩…。』
笑顔で、話しかけてくれるだけで嬉しいのに。
腕を引っ張って来て、部室に連れて行く。
私の顔は真っ赤になって、先輩に合わせる顔が無い。
「したばっか見てどうしたの？」
したばっか見ていたから。
心配をして、私の顔を覗き込んでくる。
『だ、大丈夫です！』
「なんかあったら言ってね！」
私にそう言って、掴んでいた腕を放し。
せら先輩の特等席に戻って。
絵を始めていた。
(私も、絵書こう。)
書いているせら先輩を横目に。
私は、特等席に向かった。
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simezi2♯ミッフィー。(プロフ) - なぎのさん» 私なんてまだまだですよ…。ご馳走様頂きました！リクエストありがとうございました！！ (2016年9月29日 2時) (
レス) id: 99e2b92fd1 (このIDを非表示/違反報告)
なぎの(プロフ) - simezi2♯ミッフィー。さん» わわっ！書いて下さってありがとうございました…！ほのぼの系ご馳走様です…しめじさんの文才が羨ましい！！ (2016年9月27日 13時) (レス) id: 1751f6e424 (このIDを非表示/違反報告)
simezi2♯ミッフィー。(プロフ) - なぎのさん» 分かりましたー！！では書いていきますのでしばしお待ちを…！！ (2016年9月26日 21時) (レス) id: 99e2b92fd1 (このIDを非表示/違反報告)
なぎの(プロフ) - simezi2♯ミッフィー。さん» ありがとうございます！細かな設定などはしめじさんにお任せします…すみません。 (2016年9月26日 1時) (レス) id: 1751f6e424 (このIDを非表示/違反報告)
清香-きよか-(プロフ) - おぉ〜！ありがとう〜！というか、合作なりリクなり、ヤンデレ好きなの私じゃ……(( (2016年9月24日 16時) (レス) id: 84c3aa1eff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：simezi2♯ミッフィー x他1人 | 作者ホームページ：http://なし
作成日時：2016年9月17日 9時
