万能調味料の妹さん(向井康二)

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蓮side





5分くらいかな、そのくらい経った時に



「れんくん、おめめぱちぱちちていいよぉ！」




ずーっと手で目を隠してたからしんどかったぁ...。





でも最初ほんの少〜しだけ目を開けて見たら


「あ〜！ れんくんめぇにゃの！」


と可愛く怒られちゃったのでそこからは本当に目をつぶったよ。





......んで、テーブルの方に目を向けても
さっき描いた紙らしきものが見当たらない。

ずーっとニコニコしているAちゃんが
俺の隣にいるだけ。()


すると






「れんくん！ どーじょ！」

とAちゃんはさっき描いてた紙を俺に渡した。






よーく見てみると


『え、これAちゃん。俺の絵描いてくれたの？！』


メンバーカラーの黒で俺の絵を描いてくれていた。
テクノカットの髪型も上手に出来てるし






「うんっ！ れんくんだいしゅきだも〜ん！」


俺の事が好きなのは康二に似たのか？？？()


でもAちゃんに言われたら
これはきゅんってする。






『すっげえ嬉しい！ これ蓮くんの宝物にしていい？』




「たからものにちてぇ！」


ほんとに可愛すぎ......。








そして、お昼ぐらいの時間帯になり
康二が帰ってきた。




康二『ただいまぁ〜！ A、めめ！』





『おかえり〜。』





Aちゃんを抱っこして玄関に向かって



「にぃに〜！！」




降りてすぐ康二にギューってしたAちゃん。







微笑ましいなと思っていると


康二『めめ、ほんまに助かったわぁ。
A泣かへんかった？』



『一切泣いてない。むしろ可愛すぎた。(笑)』



康二『Aが可愛ええのは当たり前や！』








そう話し康二に手洗いうがいをさせて
リビングに行く。


あ、そういえば

『Aちゃん、康二に渡すものあるんじゃない？』





「あっ、れんくんちょーらいっ。」

奥に隠しておいた紙をAちゃんに渡して
康二がリビングに来た時に






「にぃにっ！ どぉじょ！」




康二『ぅえ？！？！ Aこれ描いてくれたん？！
え、めちゃくちゃ上手いし嬉しいねんけど！』




案の定康二は目を潤ませながら
その似顔絵をじっくりとみている。







『Aちゃん真剣に康二の似顔絵描いてくれていたよ。(笑)
ちなみに俺にも描いてもらった。』








康二『お、めめの似顔絵も上手いやん！
Aすごいなぁ！』







「えへっ(*^^*)」








向井兄妹が微笑ましいなと思えた半日でした。









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