Ｎｏ．３１ ページ31
貴方side
雅「あーつーいー」
扇風機の前で溶けそうになってるまさ兄
潤「雅紀〜扇風機の風独り占めすんなよ」
と言いながらもクールに新聞を読んでる潤兄
翔「A？宿題ちょっとは進んでんの？」
貴「まぁまぁだねぇ」
私の勉強管理をしてくれる翔兄
テストが終わって夏休みに突入した今
暑すぎて外に出る気も起きない
雅「平日はさぁ仕事ダルいとか思うけど日曜になると暇だよね」
潤「たしかに」
そういえば･･･
あの夏休みに旅行に行くって話どうなったんだろ
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
雅「誰ー？こんな暑い日に･･･もう」
玄関を見に行ったまさ兄
潤「文句言いながら誰も頼んでないのに行ったよ笑笑」
翔「本能で動いてるんじゃん？笑笑」
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
玄関の方から明らかにまさ兄以外の足音が複数聞こえる
潤「え？なんかすごい人数なんだけど･･･」
翔「こわいこわい笑笑」
リビングに入ってきたのは
横「こんにちは〜」
村「おじゃましますぅ」
渋「こんちゃー」
丸「パァァァァン！」
安「ごめんください･･･あっちゃうわおじゃまします」
錦「こんちわー」
大「Aちゃーん！会いたかったで！」ｷﾞｭ
見慣れた7人が入ってきて
貴「な、何しに来たんですか!?」
抱きついてきた大倉くんを剥がしながら言うと
村「旅行の打合せしに来たんやないかい」
横「集まるところが無かったからな？」
大「俺はAちゃんに会いに来たんやで？」
潤「旅行？」
雅「いつ？」
翔「どこに？」
安「Aちゃん何も言ってへんの？」
貴「あれ？言ってなかったけ？今回赤点誰もいなかったから夏休み旅行に行くの」
雅「どこに!?」
貴「それを今から決めるの！」
翔「旅行かぁ･･･海系がいいの？山系がいいの？」
安「海がええ！」
錦「俺も！」
村「じゃあ海やな笑笑」
横「えぇ･･･日焼け」
渋「お前は赤くなるだけやろ笑笑」
丸「シャケ！いますかね？」
大「それ川やろ笑笑」
翔「海かぁ･･･ねぇ潤？雅紀？あそこ貸してもいいんじゃん？」
潤「あぁそういえばあるねぇ」
雅「あぁあそこ海だっけ？」
え？･･･どこ？
貸すって何？
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作成日時：2018年4月26日 0時
