8人目の生徒会 (ページ24)

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Ｎｏ．２４ページ24

貴方side 渋谷Ver.

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

誰だろと思いながらドアを開けると

渋「よっ！」

貴「よ！っじゃないですよ！なんで来たんですか？」

渋「急に暇んなってん！やから来てやってんぞ！」

来てやったって･･･なんで上から目線なの

ひとまず上がって貰った

貴「お茶かコーヒーどっちがいいですか？」

渋「コーヒーで頼むわ」

2人分のコーヒーを持っていく

貴「今日翔兄いないから勉強教えられませんよ？」

渋「別にええねん･･･ただここに居りたいだけやから」

そう言ってソファーに寝っ転がるすばるくん

貴「あの･･･寝ないでくださいね？」

渋「おーう･･･おやすみ」

おやすみって言ってるし!?

すばるくんが持ってきてたバックを見つけてソファーの近くに持っていく

ﾊﾞｻｯ

チャックが開いていたのか中身が出てしまった

貴「やっば･･･」

落としてしまったものを拾おうとすると

あっ･･･

たくさんの教科書とノート

それらには付箋が貼ってあって苦手なところとか間違えたところにマークしてある

頑張ってるんだぁ･･･

渋「･･････zzz」

夜遅くまでやってるんだろうな･･･

そう思ったら寝かせてあげたくなった

自分の部屋から毛布を持ってきてすばるくんにかける

渋「ん･･･zzz」

ふふ♪

寝顔は結構可愛いかも

すばるくんの寝顔を見てたらこっちも眠くなってきた

そしていつの間にか意識を手放していた

渋「･･･1人やと寂しいやろ？･･･アホ」

優しく頭を撫でてくれていたことなんて知らずに