8人目の生徒会 (ページ22)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:4,646 hit

Ｎｏ．２２ページ22

大倉side

翔「えっと･･･ここは･･･これを全体にかけると･･･」

貴「できたぁ！」

3人のお兄さん達は

翔

雅紀

潤

って言うらしい

さっきから雅紀くんはAにかまって欲しいのかちょっかいを出しては怒られる

潤くんはお菓子を出してくれたり飲み物を出してくれたりしてて

もちろん翔くんは勉強を教えてくれる

絶対に学校の先生よりわかりやすいわ笑笑

横村安錦「お邪魔します」

買い物組も着いたみたいでみんなで勉強を始める

しばらくすると

翔「少し休憩しよっか」

貴「なんか適当にコンビニで買ってくるわ」

雅「俺も行く！」

と二人で出ていってしまった

潤「いつもAが迷惑かけてない？」

村「いえいえとても気が遣えてとても働いてくれますわ」

翔「まぁ気を遣うのは得意だもんね」

丸「なぁなんか違和感あらへん？」ﾎﾞｿ

そう･･･

このリビング入った時から少し違和感

一見普通の家族の家でテーブルがあってテレビもあって和室もある

なのになにか･･････変

あっ･･･写真

そうや！

Aと兄達3人の写真ばっかりでお父さんとお母さんが写ってる写真が1個も無い

普通の家には2枚から3枚くらい普通は飾ってある

そうや･･･これが違和感やったんや

大「兄弟みんな仲いいんですね」

翔「まぁAが小さい頃から4人だからね」

丸「あの･･･お父さんとお母さんは･･･」

潤「俺らが高校生の時に事故で死んじゃったよ」

翔「Aから聞いてないの？」

Aが入学してきてから1度もそんな話は聞いたことなかった･･･

寂しそうな素振りも見せへんかった

潤「まぁ内心はすごい寂しかったと思うよ」

翔「俺らは高校生だから何とかAを育てないと！ってあの頃は必死だったなぁ」

貴雅「ただいまぁ！」

貴「何この空気笑笑」

いつもこの笑顔で笑ってくれて明るいA

寂しい時は寂しって言ってほしいなぁ･･･