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先生、助けて ページ9

Aside



暑い…

ここに閉じ込められて何分たった…?
ちょっと前に本鈴がかすかに聞こえたからかるく五分以上ってところかな…

「先生、たすけて…」

梅原先生は気づいて探してくれてるかな…
みんな、気づいてくれたかな…

だんだん意識がもうろうとしてくる
たすけて、せんせ…

?『Aー!!どこだー!!』

私を呼ぶ声がする

?『返事してくれー!!!』

むり、もう声出ないよ…

「せん、せ、たすけ、て」

お願い、届いて
誰か気づいて!

あぁもうだめ、なにもわからない…

視界がボヤけていく

前に小説を読んでいたからなんとなくこの感覚がわかる

意識が遠のいていってるのか…

「せんせ…」

あの声はたぶん…………………………



そこで私の意識は途絶えた



達央side



Aが居なくなって20分がたった
そろそろ見つけねーとやべーな…

校舎裏の人気の少ないところに来た

達『Aー!!どこだー!!』

懸命に叫び、どんなかすかな声も聞こえるように周りの音に集中する

くっそ、聞こえねー
ここははずれか?

達『返事してくれー!!!』

もういっかい力の限り叫ぶ

「せ……、た…て」
達『!!』

確かに聞こえた
ほんとに小さな声だから俺の勘違いかもしれねー

「せ…せ…」

また聞こえ、その少しあとにバタっという音がした気がした

その声がした方向は…

用具庫!!

慌てて駆け寄ると鍵がかけてある

達『A!!いんのか!おい、返事しろ!』

なにも聞こえない

もしかしたら中で倒れてんのかも

神『見つかったか!?』
梶『こっちはだめです!』
優『俺らも見つけらんなかったっす』

全員が集合する

達『たぶんこの中!!…裕一郎は?』

この場に裕一郎と真宮って子が居なかった
ったく…!!


神『鍵…取り敢えずぶち壊す?』
優『いやどうやって』

全員が大神の方をむいた

優『え、俺っすか?』
達『なんでもできるだろ、お前』
優『え…』

と言いつつ3秒ほど考えた大神はすぐ結論を出した

優『…夢橋、ピン持ってない?出来れば曲げていいやつでふたつ』
桃『もってるよ。はい』

いやまさか…

梶『ピンで鍵開けるの!?』
神『できんのか?』
優『これがこの倉庫の附属の鍵だから助かりました。新しい鍵だったら開けにくいんすけど、古いとわりと簡単にあくんすよね。』

どっから鍵開ける方法教わった…

優『開きました』

大神と二人でドアを開ける
中には…

梶『Aちゃん!!』

Aが倒れていた

譲れない→←どこへいった



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設定タグ:男性声優 , 梅原裕一郎 , 声優   
作品ジャンル:恋愛
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秋の星(プロフ) - 綾辻いちごさん» ありがとうございます!一番最初に書いたお話で拙かったと思いますが、とても光栄です! (2018年10月1日 6時) (レス) id: 5b4f8f8f37 (このIDを非表示/違反報告)
綾辻いちご - すごくいいお話でした!!めっちゃ泣きました(><)梅ちゃん大好き!! (2018年9月30日 22時) (レス) id: da70a06ab0 (このIDを非表示/違反報告)
秋の星(プロフ) - みづきさん» ありがとうございます!!!!めっっちゃ嬉しいです!ありがとうこざいます! (2017年12月4日 0時) (レス) id: b776b91272 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - めっっちゃおもしろいですね!最近1番はまってます!!次の話楽しみにしてますね♪ (2017年12月3日 23時) (レス) id: a0d99d3b27 (このIDを非表示/違反報告)
秋の星(プロフ) - 雪ノ宮深音さん» ご指摘ありがとうございます!操作中に誤って押してた見たいです(汗)気づきませんでした…ありがとうこざいます! (2017年12月3日 15時) (レス) id: b776b91272 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:秋の星 | 作成日時:2017年12月1日 18時

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