学園生活~気づいた想い~

外回り ページ28

「じゃあ私もそろそろ戻るから…」

他愛もない会話をしていたら、さらにお客さんが増えたため、キャストに戻ることにした

ちょっと名残惜しいな…

七『Aと久しぶりにたくさん話せて楽しかったよ！』
「うん、また今度ね！」

みんなを見送ってから更衣室に入り、着替えて店にでる




凪『梅原先生、先生がいるとなかなか女子が引かないので外回りいってください』
梅『はーいwじゃあAちゃんも連れてくね』
「えっ！！」
凪『どーぞどーぞ』

いや、私の同意は!?

梅原先生に連れられ客呼びのため外回りに行った


なんだろう、話すことないな…

梅『Aちゃんの友達、いい子ばっかりだったね』
「はい。みんな優しくて好きです」
梅『なんかAちゃん、いつもと雰囲気違ったよね』
「え！」

いつもと雰囲気違った？いつも通りみんなに接してたつもりなんだけどな…

梅『なんか甘えん坊な妹って感じしたよ』
「ウソ！ほんとですか！」

あー、なんかそれ、中学の時の先生からも言われた気が…

…めっちゃ恥ずかしい！

梅『なんかすごい…』
「わーわー！なにも言わないでください！それよりほら、ちゃんと宣伝しないと!!」

先生の言葉を無理やりさえぎり、ちゃんと宣伝を始めた

なに言おうとしてたかはわからないけどとにかくその話をされないように頑張ってお客さんを呼び込んだ





凪『お陰でこっち大混雑』

一周して戻ってきた私と梅原先生に凪沙ちゃんが感謝のようなそうでないような表情をした

たしかにさっきより忙しそうな気が…

柿『二人ともジャンジャン働いてね』



このあとものすごく働かされた

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