AAAの末っ子

3対3 ページ35

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西「負けねぇぞ！」

真「あっちには勝てると思う」

「おおー！！」



ファンクラブイベントの真っ最中。

今私とにっしー、真ちゃんは肩を組み一致団結中。笑



何をしてるかというと
『3対3！仲がいいのはどっちだ！』選手権開催中なんです！


私、にっしー、真ちゃん

みさちゃん、秀ちゃん、だっちゃん

のチーム分け


大将はそれぞれ女子で
何個かのお題に沿って対決していく流れ



１個目のお題は、あるある選手権。

それぞれのリーダーが初対面で必ず言われるセリフを当てるというもの。
全員の答えが合えば10ポイント、合わなければ0ポイント

まずは私たちの番



「これは簡単じゃない！？」

真「俺わかる」

「さすが真ちゃん、にっしーは？」

西「ええ〜待って…これ褒め言葉？」

司会「ヒントは受け付けておりません。笑」

西「嘘〜〜！うわ〜〜…待って悩む…」

真「え、わからへんの？」

「うそでしょ〜にっし〜」



頭を抱えるにっしーを少し離れた場所から
真ちゃんと二人で目を細めて眺める



宇「さっきまで肩組んでたのに一気にアウェイだよにっしー笑」

日「しょうがない俺でもわかるよ答え」

末「え、なんやろ俺わからん」



後攻の宇野チームも楽しそう笑



西「いや違うの！二個で悩んでるの！絶対どっちか！」

真「じゃあはやくしぼって」

「もう時間ないよ〜！」

司会「それでは一斉に出してもらいましょう！どうぞ！」



私たちの願いもむなしく、時間が来る
三人でフリップをひっくり返すと
客席からは「ああ〜〜〜…」と声が上がる




「え！？違うの！？」



慌ててフリップを覗き込む私たち



真「うわ、にっしーだけ違う」

西「やっぱりそっち〜！？」

「これしかないでしょ！」




私と真ちゃんは
『ハスキーですね』

にっしーは
『かわいいですね』




末「もうそれ西島の気持ちやん」

宇「そうだよ〜笑」

日「確かによく言われてるけどね」



フリップを見た相手チームからも
にっしーに対する非難が上がる笑



司会「え全員揃ってないので0ポイント〜！」

「ええ〜〜」

真「にっしーのせいや〜」

西「ごめんってほんとに笑
ハスキーは俺も迷ったんだよ〜」




にっしーのせいで(笑)
ポイントが取れなかった私たちは0ポイント


一方、後攻の宇野チームは
見事正解で10ポイントだった



「次！切り替えてこ！」

真「Aかっこええ笑」

西「よぉーし！いくぞ！」

「おおー！！」




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