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魔法使い〜おまけ〜 ページ34





真「うわぁ〜〜!!なんやこれ!」

日「おいおいおい!聞いてねぇぞ〜」

宇「うっそでしょ、にっしー…」

末「やってんなこれ」




とても肩身がせまい苗字です…
唯一、救いがあるとすればまだにっしーはきていないってこと。


朝、楽屋に入ったらこの騒ぎ、
何事かと思ってみんなが凝視してるテレビを見れば
私とにっしーがこの前撮った出来たてのPVが流れていた

最初の方は

「にっしーこういうの好きだよね」とか
「Aめっちゃかわいいじゃん」などという
平和なコメントをしていたみんな


恥ずかしくて自分で見る気には慣れなくて
ずっとテレビに背を向けて座っていたものの

みんなが騒ぎ出したため、振り返ればあのシーンが流れていたってワケ…



何度も巻き戻してみるみんな

それをそっと覗く
私自身あのシーンは確認していなかった為、どんな出来栄えなのかは多少気になる


花火をバックに私たちのシルエットが映っている
楽しそうに向き合い、話していると思ったら私が顔を背けた

だってあの時にっしー、
「今日一日俺の彼女でいてくれてありがとう、可愛かったよ」
なんていうんだもん。

恥ずかしくて目もそらすでしょ?

そしたらにっしーの手が私の後頭部に回って…
頭を引こうとする私をガッシリ抑えて引き寄せると

にっしーの綺麗な横顔のシルエットが私に近づいた



…めちゃくちゃしてる様に見える…




末「なぁこれしたっしょ」



ほら。秀ちゃんが振り返ってソファから身を乗り出して聞いてくる



「し、してないよ!」

日「怪しい〜」

真「にっしーのことやからしそうやけど」

宇「確かに!愛情表現だよ〜とか言ってAにはしそう!」

「本当にしてないって、!」



こっちをじっと見てくる四人の視線に耐えきれなくなった瞬間
楽屋のドアが開いてサングラスをしたにっしーが入ってくる



西「おはよ〜、ん?どうした?」

「に、にっしー!助けて!」



にっしーの後ろに回り込み
画面を指差せばすぐに察したにっしー



西「あぁ〜これね笑」

日「おい西島!どういうことだ!」

真「犯罪やで」

西「犯罪はおかしいだろ!笑
してないよ?こうしただけ」



そう言うとにっしーはくるりと振り返り
私の顔めがけて顔を近づけてくる



末「ばっ、!?」

日「はぁ!?」



ギュと目をつぶった瞬間、
私の頬にチュ、と柔らかい感触が。



西「ほら、してる様に見えたでしょ?笑」





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Maria(プロフ) - おもしろいお話をありがとうございます!更新楽しみに待ってます! (2020年1月13日 19時) (レス) id: b602b67782 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - AAAみさちぁと秀太くん寄りのオールです最高です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月31日 11時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます! (2019年12月18日 23時) (レス) id: 5ee54fe553 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 面白かったです! こらからも頑張ってください! (2019年12月18日 8時) (レス) id: 3d09ff0bd0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にこ | 作成日時:2019年12月12日 9時

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