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プレゼント ページ13

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「秀ちゃん誕生日おめどぅ、
…おめでと〜〜!!!」

末「おお、」




ドアが開いた瞬間、
秀ちゃんめがけて楽屋から飛び出す

後ろでカメラを構えてるだっちゃんが
「噛んだ笑」なんて言ってるけど気にしない


一瞬ビクッとした秀ちゃんだけど
すぐに冷静になって真顔で私を受け止めてくれる



「おめでとう!秀ちゃん!」

末「おめどぅ、ってなんですか?」

「噛んだだけ!」

末「ありどぅ、ありがとうございます〜」

「ねえ!笑」




だめだ、もうスイッチが入ってる

秀ちゃんはいつも私や、みさちゃんの
小さなミスにすぐ気付いていじってくる



「だっちゃん助けて!!」



後ろを振り返り、だっちゃんに助けを求める

なんかニヤニヤしてるな…嫌な予感…



日「え?Aさん、どぅーしました?」

「え?」

末「なに?どぅーした?」

「ねえ〜〜〜〜!!笑」



それに乗っかるだっちゃんもセットだった…、


完全に悪ふざけが始まった二人。
やめて!とケラケラと笑っている
二人の背中をパシッと叩く


もう、これ始まったら
私の手には負えないよ〜…涙





日「あれ?A?笑って?」



写ってますよ?と
私にはカメラを向ける



「なんで私撮ってるの!笑
主役は秀ちゃんでしょ、ていうか!だっちゃんも主役みたいなもんだからね!」

末「え?そうなの?」

「そうでしょ!一日違いなんだから!」

末「え。ほぼ主役なのにカメラマンやらされてんの?」

日「そう〜撮らないと殴るぞって言われて〜…」

「言ってない!!!
もう!!笑」




私は忘れないからね、

私がカメラ構えながら秀ちゃん待ってたら
「俺が撮ろうか?」って自分から言ったんだからね!


じとー、っとだっちゃんを横目で見る



日「ごめんて!笑」



あはは、と目を細めて笑いながら
私の肩を抱くだっちゃん



「……二人にプレゼント持ってきた」

日「え、うそ!」

末「まじ?」

「まじ。欲しい?」



そう言えば
二人は無言で素早く頷く



「じゃあ、秀ちゃんからね」



近くにあった包装された袋を秀ちゃんに。

そしてその隣にあった袋をだっちゃんに。



末「開けてい?」

「どーぞ!」

末「お、ハットだ〜!」

日「あ、俺も!」




そう、ちょうど二人に
似合いそうなやつ見つけたんだよね〜

あ、おそろいとかじゃないよ笑


似合う?なんて私を見ながら
鏡の前で早速被っている二人

ふふ、喜んでくれてよかった〜笑



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Maria(プロフ) - おもしろいお話をありがとうございます!更新楽しみに待ってます! (2020年1月13日 19時) (レス) id: b602b67782 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - AAAみさちぁと秀太くん寄りのオールです最高です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月31日 11時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます! (2019年12月18日 23時) (レス) id: 5ee54fe553 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 面白かったです! こらからも頑張ってください! (2019年12月18日 8時) (レス) id: 3d09ff0bd0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にこ | 作成日時:2019年12月12日 9時

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