AAAの末っ子

ラジオ ページ12

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｢みなさんこんばんはー
苗字Aでーす｣

｢今日も聞いてくれてありがとう〜｣

｢ほんとにね、
毎回毎回ぐたぐたしてるのに感謝だよ〜｣



今日はラジオの収録

不定期でたまにやらさてもらっているんだけど
このラジオ独特のゆるさが私は好き



｢えー、今回はゲストの方がいらっしゃいますね｣

？｢はよ紹介して｣

｢ちょっとバレちゃうじゃん
関西弁だと笑｣

？｢早く〜｣

｢はい、じゃあすごい出たがってるんで
紹介しましょう、與真司郎さんでーす！｣

真｢長いよもう〜笑｣

｢ようこそ！私のラジオへ！｣

真｢しかもいきなりスイッチ入るやん笑｣




ヘッドホンの位置が定まらないのか
モゾモゾと動いている真ちゃん



｢大丈夫？｣

真｢ん、大丈夫｣

｢じゃあお便り読んでいきますね〜
えー、真ちゃんへ！｣

真｢はい｣

｢私は最近、真ちゃんの影響で英語の勉強を始めました。そこで質問なのですが、真ちゃんは英語をマスターするまでにどれくらいかかりましたか？だ、そうです！｣

真｢んーーーー、どれくらい、？
どれくらいかー…｣




うーん、とおでこに手を当て
真剣に悩み出す




真｢よく覚えてへんけどー、
それは人それぞれちゃう？｣

｢え？ちょ、答えになってないんですけど笑｣

真｢えー笑
だって数えてへんもん、そんなん！｣

｢そうだけどさー！
せっかくお便りくれたからさ？
あ、じゃあ勉強法は？どうやってやったの？｣

真｢うーん、やっぱりその国に行くこと｣

｢なるほど｣

真｢その言葉しか使えない、っていう
環境に行けば嫌でも話せるようになるんじゃないですかね、多分笑｣

｢多分、笑｣

真｢じゃあ次は俺が
Aへのやつ読むわ｣




ガサゴソとはがきがいっぱい詰まった
透明の箱に手を突っ込む真ちゃん



真｢じゃあこれにしよ
えー、Aちゃんこんばんは｣

｢こんばんは！｣

真｢元気やな笑
えっと、Aちゃんはよく真ちゃんの歌を歌っていますが英語が喋れるんですか？だそうです｣

｢あーー、きた笑｣

真｢これは俺が答えれます
喋れません、はい以上｣

｢ねえ！笑｣

真｢だって喋れんやろ笑｣

｢うん笑｣

真｢Aは耳がいいから
コピーはできるけど
英語は死ぬほど出来ません｣

｢褒めるか貶すかどっちかにして！笑｣

真｢えーだってホントの事やし笑｣




次行くよー、
と私のラジオを乗っ取ろうとしている真ちゃん

まあ、いっか

今日は頼もう笑



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