ハスキー ページ11
ー宇野side
「真ちゃーん」
真「ん?」
「見てこれ」
真「なにこれ?えっ、やばっ」
今私の目の前には
Aのスマホを二人で覗き込み
なにやら楽しそうにケラケラ笑っている二人がいる
…一応、今ストレッチ中なんですけどね?笑
真「え、こっちもやばいやん」
「あ!それね!」
真司郎がAの腕を掴み引き寄せる
自然と近くなる二人の距離
覗き込み過ぎておでこがぶつかりそう、笑
あははは!と楽しそうに笑う二人の声は
立派なハスキーボイスだ
本人たちは、声カスカスだからやだ
ってよく言ってるけど
人にないものを持っているのは羨ましいけどなぁ。
真「実彩子どうしたん?」
「ん?みさちゃん?」
宇「あ、いや何も?」
私の視線に気付いた真司郎がこっちを見る
それにつられてAも。
首を振り答えれば
日「なにしてんの」
宇「日高くん」
後ろから日高くんがやってきて
私の隣に座る
だっちゃん〜、と
ヒラヒラ手を振るAに
ニッコリと笑いながら手を振り返してる
何その顔、私向けられたことないんですけど笑
日「ん?」
「何?」
日「ヤキモチですか?宇野さん」
「はあ?なに言ってんの笑」
日「実彩子〜〜」
わざとらしく
笑顔を貼り付けた顔で
私に手を振る日高くん
宇「なんかその顔ムカつくんだけど〜笑」
日「なんでだよ笑」
『あはははは!!』
頭に伸びてくる手から逃げていると
さっきまでクスクスと笑っていた
真司郎達がいきなり大声で笑い始める
宇「わっ、びっくりした、」
日「あいつら何見てんの?」
あの笑い方は尋常じゃない
二人とも笑いすぎて
ケホケホ、とむせている
日「なんかあいつらがむせてると
心配にならね?」
宇「わかる笑」
日「声枯れてんのかそうじゃないのかわかんねえ笑」
宇「あはは、確かに笑」
こんなこと本人たちに言ったら
絶対に怒られるけど笑
宇「でもAの声好きなんでしょ?」
日「うん」
宇「どこが好きなの?」
日「なにこの娘さんを僕にください、的なやり取り笑」
宇「ふふ笑 それで?」
日「俺のラップと相性抜群」
宇「なるほどね」
確かにライブで見る
二人のかけあいは
聞いててかっこいい
宇「またやってよ、ライブで」
日「俺もやりたい笑」
まってろよー、と
笑う日高くんは本当に嬉しそう
本当にみんなAのこと好きだよね笑
私も大好きだけど!笑
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Maria(プロフ) - おもしろいお話をありがとうございます!更新楽しみに待ってます! (2020年1月13日 19時) (レス) id: b602b67782 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - AAAみさちぁと秀太くん寄りのオールです最高です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月31日 11時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます! (2019年12月18日 23時) (レス) id: 5ee54fe553 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 面白かったです! こらからも頑張ってください! (2019年12月18日 8時) (レス) id: 3d09ff0bd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にこ | 作成日時:2019年12月12日 9時