十二話 ページ15
その日の夜
私たちはうわさの旧校舎の近くに来た。
妖怪の出ると言われている旧校舎に行くなんて言ったら本丸のみんなに絶対止められると思ったから薬研と私だけで行った。
「よし、そろったね。メンバーは8人か...」
そう清継くんが言っている時も薬研はやけにぴりぴりとしていた。(原因は私のせいなんだけど)
「薬研、そんなにぴりぴりしないで...。妖怪がそこらにほいほいいないよ」
まあ奴良君は妖怪説あるんだけど
「大将は危機感が無さすぎる！本当に危ないと思ったら引きずってでも帰るからな！」
「は、は〜い」
薬研の気迫に押されながらそう返す
なんだかんだ言って私がここに来るのを許している薬研は私に甘いんだと思う
他に誰がいるのかと思い、周りをキョロキョロとしていると、見たことのない女の子と男性(？)がいた。
男性のほうはまさに暴走族にでもいそうな感じであまりに近寄りたくないと思った
「ねぇ薬研、あの女の子見たことある？......……………薬研？」
いつまでも返事が返ってこないと思ったら、薬研はその2人と奴良君の方を険しい顔をして見ていた。
「薬研？」
もう一度私が薬研の事を呼ぶと、薬研はハッとしたように私の方を見ていつもの男前な笑みを向けた
「どうした大将、帰る気になったか？」
「まだならない！」
帰らせる気でいたのかと思いながら奴良君の方を見ると不安げな顔をしていた
そうこうしているうちに清継くんがルートの話をしていたらしい
全く聞いていなかった
まぁみんなについて行けば迷わないだろう
(迷うほどの距離でもないが)
旧校舎につき、改めてその姿を見てみたが夜に来ると不気味さに拍車がかかったように思える
恐怖もあったけどそれよりも私はワクワクしていた
清継くんと女の子(及川氷麗ちゃんというらしい)が扉を開け中に入る。
肝試しみたいな感じで楽しく気楽に行こう！
作者です
薬研君との恋愛ということになりましたがちゃんと出来てますか？
恋愛小説書いたことがないのであまりろくなのは出来ないと思います。
終わり
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ゆきな(プロフ) - 薬研安心して！大将は僕が守るから(女っす)これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年1月27日 18時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
毒林檎(プロフ) - 華丸さん» はい！応援してますね！ (2017年11月5日 4時) (レス) id: db7409160e (このIDを非表示/違反報告)
華丸(プロフ) - 毒林檎さん» ありがとうございます！！気まぐれ更新になってしまっているのですが、頑張ります！ (2017年10月31日 17時) (レス) id: bff22a8321 (このIDを非表示/違反報告)
毒林檎(プロフ) - うわぁぁぁ もう最高です！ 更新頑張って下さい！ (2017年10月29日 23時) (レス) id: db7409160e (このIDを非表示/違反報告)
麗美亜(プロフ) - 薬研落ちを希望します！ (2017年8月15日 7時) (レス) id: aca8734acb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華丸 x他1人 | 作成日時：2017年1月26日 23時
