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確かに、出会った当初よりは仲良くなった。
 
 
 
 
 
 
前まではくんづけで呼んでたけど今は呼び捨てだ。
 


まぁ、それはただ単に、月島がいい感じに性格が捻れてて、いつも私の地雷を踏んでくるから、くんをつけて呼ぶ必要も無いなと思って呼び捨てにしたんだけど。
 
 
 
 
 
 
 
 
あの頃の月島への羨望は今はあるはずもなく。
 
 
 
 
 
だって、ホントに地雷踏むの得意だからね、あの人。
 
 
 
 
 
今や、月島のばーか!くらいの感情しかない。
そんなこと本人に言ったら絶対いびり殺されるけど。
 
 
 
 
 
 
 
月島「…はぁ。
 
 
あの頃は大人しかったのにね、一ノ瀬。」
 
 
 
 
 
机に頬杖をついて私を鼻で笑う月島は
画になっていて腹が立つ。
 


イケメンは何したってイケメンってか。
 
 
 
 
 
 
『 …月島だってそうじゃない。
 
 
こんなに性格悪いってあの時知ってたら絶対関わらなかったのに』
 
 
 
 
 
月島「ふーん?
 
 
 
あーぁ。
主将に写真の件の許可取ろうと思ってたけど、たった今そんな気失せちゃったなぁ〜。一ノ瀬のせいで。」
 
 
 
 
 
 
『 あぁああ!!ごめんなさい!ごめんなさい!
 
 
 
ツッキー今でも性格悪くないよ!?超良いよ!
 
 
 
だから許可取ってよお願い〜…』
 
 
 
 
 
月島「調子良すぎデショ…。
 
 
 
はぁ。しょうがないから許可取ってあげる。
 
 
…あ、一ノ瀬もちゃんと来てよ。」
 
 

 
 
『 ホントに!?ありがと!!』


 
 
 
 
 
まぁ、最終的には困っている人を放って置けないタイプなんだろう、彼は。





素直じゃないけど、
基本的に優しいのが月島です。
 
 

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作者名:人畜無害。 | 作成日時:2017年10月20日 20時

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