209話 恋人2 ページ11
太刀川side
スタスタ。
太刀川｢はぁ〜ぁ。｣
隊員｢太刀川さん！こんにちは！｣
隊員｢お疲れ様です！｣
太刀川｢おう…。｣
ズーン。
隊員｢…おいおい、太刀川さんすげぇ暗いぞ？｣
隊員｢あぁ…。何かあったのか？｣
A…俺の事どう思ってるんだろ？
キスは拒まれなかったし…。両想いなんだよな？
太刀川｢いつも俺だけじゃんか…。｣
ロビー。
スタスタ。
米屋｢お。ちーっす。太刀川さん。｣
太刀川｢おう…米屋。｣
米屋｢どしたんすか？めっちゃ負のオーラ出てますけど。｣
太刀川｢…大人には色々あんだよ。｣
米屋｢？…あ！Aと東さん！｣
ピクッ。
太刀川｢何っ？｣
米屋｢…相変わらず仲良いっすねあの二人。｣
太刀川｢！｣
東さんはAの首筋に触れていた。
太刀川｢…何してんだよ。｣
米屋｢太刀川さん？｣
スッ。
米屋｢おいおい…。まさか俺まずった？｣
東｢これは確かに目立つなぁ(笑)｣
A｢ですよね！？全く…。｣
ぐいっ。
A｢わっ！？｣
太刀川｢…おい。｣
A｢た、太刀川さん！｣
パッ。
Aはすぐに俺から目を離した。
東｢おー太刀川！｣
A｢…ちょ、太刀川さん！腕離してくださいよ！｣
太刀川｢…何で目合わせないんだよ。｣
A｢へっ？｣
太刀川｢…東さんとは楽しそうに話してるくせに何で俺とは目も合わせねぇんだよ。｣
A｢！そっ、それは…。｣
東｢…太刀川？｣
出水｢迅さ〜ん、太刀川さん何か怒ってません？｣
当真｢俺らからかいすぎたか？｣
風間｢あいつまさか…。｣
冬島｢どーなるんだー？｣
迅｢まぁまぁ。大丈夫だって。｣
他の男とは楽しそうに話してるのに、俺だけ違う。何で…何でだよ。
太刀川｢…ムカつく。｣
ぐいっ。ちゅっ。
A｢んっ！？｣
全員｢！！｣
ザワッ。
俺はAにキスをした。
A｢っは…！い、いきなり何してるんですか！！｣
太刀川｢…よく聞け！お前は俺の女だ！他のやつばっかり構ってないでもっと俺を見ろ！俺の事避けてんじゃねぇよ！｣
A｢えっ！？な、なんですかそれ！｣
太刀川｢いいからちょっと来い！｣
ぐいっ。
スタスタスタ。
全員｢…。｣
ポカーン。
出水｢おいおいまじか。｣
当真｢まさか皆の前でキスするとはなー。｣
風間｢…やはりあいつはガキだな。｣
迅｢ね？面白いもの見れたでしょ？｣
冬島｢A襲われねぇよな？｣
出水｢……どーっすかね。｣
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ヒナコ(プロフ) - とてもおもしろかったです(*ゝω・)ﾉ やっぱり太刀川さんカッコイイです！！！！！続き楽しみにしてます。更新頑張ってください！！！ (2021年2月14日 23時) (
レス) id: 9558fcebee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2019年4月20日 15時
