223話 危機 ページ25
Aside
スタスタ。
A｢…。｣
私と太刀川さんが喧嘩かぁ…。滅多にないよね。
大規模侵攻前の時しかしてないよね。
太刀川さんが勘違いして、二宮先輩とどーのこーのって言ってたやつ。
でもまぁ…最近の太刀川さんは確かに変だとは思う。気持ちはもちろん嬉しいけど…限度があるしね。
太刀川隊隊室
ウィーン。
A｢太刀川さんいますか？｣
風間｢黒崎か。太刀川なら今レポートの紙を取りに行ってるぞ。｣
A｢あ、風間先輩。そうなんですね。ずっと見張り役ですか？｣
風間｢あぁ。太刀川がレポートを出さないと俺に被害が来る。さっさと終わらさせないとな。｣
A｢あはは…。｣
太刀川さんとすれ違いになっちゃったんだ…。
A｢あー…風間先輩、太刀川さんの様子どんな感じでした？｣
風間｢…渋々レポートをやっている。あと…ずっと黒崎に会いたいと言っていたぞ。｣
A｢！そ、そうですか…。｣
風間｢黒崎、安心しろ。太刀川には俺が言っておいた。あまり束縛するなと。あいつも悩んでるみたいだが、黒崎の嫌がることはしないだろう。｣
A｢えっ！風間先輩…。｣
太刀川さんの事、気づいた上で言ってくれたんだ…！
A｢ありがとうございます。私ちょっとランク戦してきますね！後でまた来ます。｣
風間｢あぁ。｣
ウィーン。
風間先輩が太刀川さんに言ってくれたなら大丈夫だよね！そもそも確定してない未来なんだし！気にすることもなかったかな。
そうとなればランク戦しに行こう！
出水side
出水｢あっ！迅さん！良かった、本部にいた！｣
迅｢おー出水。どーしたの？｣
出水｢どーもこーもないっすよ！迅さんも原因になりかけてますからね！？｣
迅｢俺も？…あー、あはは…うん、それは仕方ない。｣
仕方なくないっての！
迅｢俺とAちゃんが仲良いのなんて昔からだし、防衛任務も忍田さんに頼まれてる事だからね。｣
出水｢まぁ…そーなんすけど。さっき当真さんとAと3人で太刀川さんの事話したんすよ。｣
迅｢ほうほう。｣
出水｢Aは多少太刀川さんが変だなぁ位にしか感じてないらしいんすけど…。｣
Aは鈍感すぎるからな…。
ピクッ。
迅｢んっ！？｣
出水｢えっ！？何何…何すか？｣
迅｢…あちゃー。｣
出水｢えっ！？｣
迅｢出水…ちょっとヤバいかも…。｣
出水｢……えぇっ！？｣
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ヒナコ(プロフ) - とてもおもしろかったです(*ゝω・)ﾉ やっぱり太刀川さんカッコイイです！！！！！続き楽しみにしてます。更新頑張ってください！！！ (2021年2月14日 23時) (
レス) id: 9558fcebee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2019年4月20日 15時
