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158話 異変2 ページ9

太刀川side

ダダダッ。ウィーン。

太刀川「A!!」

忍田「慶!出水と国近も。迅連れてきてくれたんだな。」

太刀川「忍田さん!Aは…!?」

忍田「命に別状はない。ただ目を覚ますのにはもう少し時間がかかるらしい。」

ほっ。

太刀川「そっか…。よかった…。」

米屋「Aのやつ、いきなりどうしたんだろうな?」

犬飼「防衛してる時は特に異常はなかったと思うけど。ね、辻ちゃん。」

辻「はい。いつも通りでした。」

二宮「…。」

出水「とにかく無事でよかったですね、太刀川さん。」

太刀川「あぁ…。心配かけさせやがって。早く目覚ませよな…。」

迅「…っ。」

嵐山「?迅、どうかしたのか?」

迅「いや…ごめん。ちょっと席外すね。忍田さん、太刀川さん。Aちゃんの事をよろしく。」

ウィーン。

なんだ?迅の様子がいつもと違う気がする。

太刀川「…。」

二宮「…。」





迅side

迅「どうすれば…俺は…どうすればいい?」

Aちゃんの未来を…変えなければいけない。助けなければ…。


まだ未来は確定はしていない。どんなに可能性が低くても俺にやれることをやらなければ。


ウィーン。

嵐山「迅。何かあったんだろ?」

迅「嵐山!…。」

嵐山「何でも1人で抱え込むな。この作戦が始まる前にも言ったはずだぞ。お前と何年一緒にいると思ってる。いつもと様子が違う事位気づくぞ。」

迅「…はは、流石嵐山だな。その気持ちはありがたいけど、今はまだ言わないよ。」

嵐山「!」

迅「ちゃんと皆がいる場で話すから。未来のために。」

嵐山「…あまりその力に囚われすぎるなよ。未来の事を考えるのは悪いことではない。けど、未来ばかり見て今が見えなくては何も出来ないからな。」

迅「…うん。分かってるよ。ありがとう、嵐山。」


お前の言葉はいつも…俺の救いになってる。


二宮「迅。少しいいか。」

迅「二宮さん!」

嵐山「俺は先に行ってるな。」


スッ。

二宮「お前はとっくのとうに知ってるだろう。黒崎の身体についてだ。」

迅「うん。知ってるよ。その様子じゃ二宮さんも知ってるみたいだね。Aちゃんなら誰にも言わないだろうと思ってたけど。」

二宮「偶然だ。…そうじゃなきゃ俺も知ってはいないだろうな。あいつは本部長にさえも隠していたからな。」

迅「それで…話って?」

二宮「単刀直入に聞く。…あいつは…死ぬのか?」

迅「!」

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嶺真(プロフ) - ソーメンさん» 返信遅くなり申し訳ありません。コメントありがとうございます!頑張って更新したいと思いますのでこれからも応援よろしくお願いします! (2019年8月27日 18時) (レス) id: efd2ad212f (このIDを非表示/違反報告)
ソーメン - この後がすごく気になってたまらないです!今回の話が終わったら出来たらで良いのでワールドトリガーの漫画に沿って更新して頂けれたらなと思います! (2019年4月11日 15時) (レス) id: 3ab4414f7b (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - ぬるぷよさん» 返信が遅くなり申し訳ありません。応援ありがとうございます!頑張って更新していきますので応援よろしくお願いします! (2019年3月21日 14時) (レス) id: efd2ad212f (このIDを非表示/違反報告)
ぬるぷよ - すごく面白いです! 続きが楽しみです!頑張ってください。 (2018年11月4日 10時) (レス) id: b378003baa (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - タッチーさん» 返信遅くなりすいません。応援ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2018年8月6日 16時) (レス) id: efd2ad212f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:嶺真 | 作成日時:2018年4月2日 18時

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