152話 身体3 ページ3
Aside
A｢忍田さん、話って何ですか？｣
自分でも検討はついてるけど…。
忍田｢…身体は大丈夫か？｣
迅｢…。｣
A｢！…大丈夫…です。｣
忍田｢嘘はつくなよ。無理もするな。｣
やっぱり…分かってたかぁ。
A｢ここ最近、以前と比べて身体の調子が悪い様に思います。一時期調子が良かったからといって病院に行かなくなりました。｣
忍田｢…だからか。｣
A｢はい…。けど！私は大丈夫です！まだまだ力になれます！｣
忍田｢…とりあえず明日は1日休みなさい。防衛任務もだ。ランク戦も禁止とする。｣
迅｢忍田さーん。まだ未来は決まってないけど…憶測の話だけど、もし明日敵が来たらどうするの？｣
！
忍田｢敵が来てもAには待機してもらう。｣
A｢っ！けど…！｣
忍田｢これは命令だ。分かったな？黒崎隊員。｣
A｢！私は…まだ……！｣
まだ……戦えるのに…！
迅｢…。まだ明日来るって決まった訳じゃない。とりあえず身体を休める事が1番だよ。ね？｣
A｢……はい。…失礼します。｣
ウィーン。
スタスタ。
なんで…っ！私はまだ皆さんの力になりたいのに…！なんで…っ！
A｢なんでですか…っ！｣
迅side
忍田｢…。｣
迅｢…。忍田さんにしては珍しくキツい言い方をしましたね。｣
忍田｢あれ位言わないとAは聞かないだろう。｣
ま、そうなんだけど。
忍田｢私は…Aに自分をもっと大切にしてほしい。昔からそうなんだ。自分の身体が壊れても力になろうとする。｣
迅｢…それがAちゃんの存在意義なんじゃないですか？｣
忍田｢！…そうかもしれないな。だからこそ私はAに他の存在意義を持ってほしい。力になる事はもちろんいい事だ。だが身体を壊してまで力になる事は決していい事ではない。もっと他のやり方があると思う。｣
迅｢…そうですね。今のAちゃんの身体じゃ…嫌な未来しか見えない。｣
忍田｢！｣
迅｢俺も忍田さんの意見に賛成です。｣
ニコッ。
忍田｢…ありがとう、迅。｣
迅｢実力派エリートとして当然ですよ！それじゃ！お仕事頑張ってくださ〜い。｣
ウィーン。
スタスタ。
迅｢…。｣
Aちゃんの未来…いくつにも分岐してるけど、殆どが嫌な感じがする。
その内の1つは…最悪かもしれないな。
俺は1度、メガネくんとAちゃんを秤にかけてAちゃんを捨てた。
迅｢次こそは…幸せな未来に導いてみせるよ。何があってもね。｣
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嶺真(プロフ) - ソーメンさん» 返信遅くなり申し訳ありません。コメントありがとうございます！頑張って更新したいと思いますのでこれからも応援よろしくお願いします！ (2019年8月27日 18時) (
レス) id: efd2ad212f (このIDを非表示/違反報告)
ソーメン - この後がすごく気になってたまらないです！今回の話が終わったら出来たらで良いのでワールドトリガーの漫画に沿って更新して頂けれたらなと思います！ (2019年4月11日 15時) (レス) id: 3ab4414f7b (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - ぬるぷよさん» 返信が遅くなり申し訳ありません。応援ありがとうございます！頑張って更新していきますので応援よろしくお願いします！ (2019年3月21日 14時) (レス) id: efd2ad212f (このIDを非表示/違反報告)
ぬるぷよ - すごく面白いです！ 続きが楽しみです！頑張ってください。 (2018年11月4日 10時) (レス) id: b378003baa (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - タッチーさん» 返信遅くなりすいません。応援ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2018年8月6日 16時) (レス) id: efd2ad212f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2018年4月2日 18時
